聴取に応じず着信も拒否 貴乃花親方が貴ノ岩を追い詰める

公開日: 更新日:

■「弟子を守る」もどこまで本気か?

 去る5日、危機管理部長の鏡山親方はわざわざ貴乃花部屋まで赴き、玄関先の郵便受けに診断書提出要請の文書を投函。同親方が「(貴乃花親方への連絡は)何でも書面でと言われているからね」とボヤいた事実が貴乃花親方の頑迷さを物語っている。

「なにしろ執行部が貴乃花親方の携帯を鳴らしても、なしのつぶて。そんなことが2度3度どころか、10回近く続いたこともあるといいます。忙しいとか言っているらしいけど、明らかに出られるタイミングでの電話にも出なかったと聞いています」(前出の親方)

 テレビの報道によれば、貴乃花親方は鳥取県警に被害届を出した際、「何を言われようと弟子を守る」と話したという。貴ノ岩の具合が悪いのであれば、一刻も早く病院に連れて行って、それなりの手当てを受けさせてしかるべき。

 それをしないばかりか自身の聴取すら拒否、弟子の診断書も出さないままでは、いよいよ貴ノ岩を追い詰めるだけ。「弟子を守る」というセリフも、どこまで本気か分からない。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    突然告げられた強制米留学、現地では毎日ドミニカ人全員に飯を奢り続け、球団の領収書を切った

  2. 2

    中居正広氏は法廷バトルか、泣き寝入りか…「どちらも地獄」の“袋小路生活”と今後

  3. 3

    全英V山下美夢有の「凱旋フィーバー」は望み薄…6年前の渋野日向子と決定的な違いとは?

  4. 4

    酷暑の大阪万博会場を歩いたら“地獄”だった! 午後の気温は40度近く、大屋根リングはガラガラ

  5. 5

    中山美穂「香典トラブル」で図らずも露呈した「妹・忍」をめぐる“芸能界のドンの圧力”

  1. 6

    長渕剛がイベント会社に破産申し立て…相次ぐ不運とトラブル相手の元女優アカウント削除で心配な近況

  2. 7

    東洋大姫路(兵庫)岡田監督「大学からは『3年で』と言われたけど、ナンボ何でも無理ですと」

  3. 8

    山下美夢有が「素人ゴルファー」の父親の教えでメジャータイトルを取れたワケ

  4. 9

    中村芝翫に別れたはずの愛人と元サヤ報道…夫が不倫真っ只中でも妻・三田寛子は家族写真投稿の複雑胸中

  5. 10

    ドジャース佐々木朗希“ゴリ押し”ローテ復帰が生む火種…弾き出される投手は堪ったもんじゃない