苦しい白星発進 白鵬を悩ませるヒジ封印と土俵外での醜聞

公開日: 更新日:

■15日間取り切る体力が問題

 だが、相撲評論家の中澤潔氏は「これからは苦しくなるでしょうね」と、こう続ける。

「自分の力が衰えていることは、白鵬自身もわかっているでしょう。だから、これまでかち上げや張り差しといった小細工に頼っていた。それを今後は使えなくなった。この日の相撲は、まさに象徴的ですよ。阿武咲は出足の鋭さと押す力が武器。今の白鵬が立ち合いで正面から受け止められる相手ではない。だからこそ、後ろに下がって圧力をかわし、『逃げて勝つ』相撲になったのではないか。いわば、内容よりも『勝ち』を優先した相撲です。まあ、そもそも40回も優勝した横綱が下位の力士を張る方が間違っている。相撲で非難を受けないのが本来の横綱ですからね」

 得意の“打撃技”を封じられたが、そこは腐っても白鵬だ。相撲の技術、反応の良さは他の力士の追随を許さない。問題は15日間取り切る体力だ。

 ヒジや張り手で相手をひるませることができれば、立ち合いから自分の有利な状況をつくれる。ただ勝つだけではなく、終盤の優勝争いに向けて体力を温存できるのだ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    山田涼介が「令和最強アイドル」と評されるワケ…主演ドラマ「一次元の挿し木」は玉森裕太を三歩リード

  2. 2

    沈黙貫く橋本愛vs佐藤二朗「週刊新潮」で反論の泥沼化…SNS連投で"自滅"を心配する声も

  3. 3

    『ひよっこ』再放送記念、神回「ビートルズがやって来る」再録

  4. 4

    骨折で入院中ですが…ブラジルに惜敗した森保Jを巡る一部炎上報道で心が痛い

  5. 5

    萩本欽一〈24〉相方の坂上二郎さんとは「遊ばない・食事しない・夢を語らない」を徹底した事情

  1. 6

    男子バスケ日本代表に激震、ホーバス監督“解任”の真相…過去には八村塁と確執も 

  2. 7

    孤立深まる高市首相…国会10日ぶり正常化でも続く“包囲網” 与党内からも反発の声噴出の自業自得

  3. 8

    佐藤二朗騒動の余波!「福田組」の長澤まさみへの“ハラスメント”舞台挨拶の悪ノリ動画が再注目…女性視聴者は嫌悪

  4. 9

    趣里が7月期テレ朝ドラマで出産後初主演 続く水谷家との「蜜月」で三山凌輝にも復活説

  5. 10

    村上誠一郎前総務相が高市政権バッサリ!「これが本当に保守政治なのか」…突きつけた自民「立党宣言」との乖離