巨人新助っ人ゲレーロ 早々の“二軍塩漬け”が囁かれるワケ

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 巨人のこのオフの目玉補強は、前中日アレックス・ゲレーロ(31)を獲得したことだ。昨季は35本でセ・リーグの本塁打王。巨人は貧打と長打力不足を補うため、2年総額8億円を用意した。Bクラス4位からの逆襲へ、4番最有力候補として三顧の礼で迎えられる――はずだったが、現場ではこの補強に懐疑的な声も上がっている。チーム関係者が声を潜めてこう言った。

「打撃面で穴が大きいことや問題児で有名な性格的なこと。高橋由伸監督をはじめとしたユニホーム組は『ゲレーロが欲しい』とは言っていなかったようです。完全にフロント主導の補強。打てない、長打力がないということで獲得して『さあ、どうぞ』という感じみたい。同じリーグにいただけに、首脳陣はアラを知っている。言い方は悪いけど、押しつけられたというか……。そうは言っても、球団が8億円も投じているから、開幕当初は使わざるを得ない。まさにジレンマです」

 現段階では「4番・左翼」が濃厚。外国人枠争いは、このゲレーロにマギー、マシソンはほぼ当確。昨季抑えを務めたカミネロ、今月に入って獲得した先発投手のヤングマンが最後の4枠目を争うとみられている。

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