票集まらず落選危機…貴乃花親方は理事選出馬すら断念も

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貴乃花親方(45)は最終的に理事選への出馬を断念せざるを得ないのではないか」

 1月場所終盤に差し掛かった先週から、親方衆の間ではこんなウワサでもちきりだった。

 相撲協会の理事選が2月2日に迫り、各一門は場所中から一門会を開催。10人の理事と3人の副理事を決める選挙に誰が立候補するのか、水面下では丁々発止のやりとりが繰り広げられている。中でも紛糾したのが貴乃花一門の一門会だという。ある親方の話。

「一門からは貴乃花親方に加えて阿武松親方(元関脇益荒雄)も立候補の意思を示しているのですが、2人とも当選するにはどうみても票が足りないのです。阿武松親方はすでに一門の内外から票を集め、当確ラインの9~10票を確保した。時津風一門を出て無所属になった錣山親方(元関脇寺尾)以下の3親方が支持するのは貴乃花親方ではなく、阿武松親方だといいますからね。危ないのは貴乃花親方です。無免許運転で追突事故を起こした大砂嵐の師匠の大嶽親方(元十両大竜)もすでに袂を分かち、現時点で集められるのは3~4票と聞きました」

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