米国の補強に異変 目玉ダルが平野や牧田より契約遅い理由

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 今季、新たに3人目の日本人メジャー誕生はならなかった。

 ロッテから海外FA権を行使した涌井秀章(31)が、メジャー移籍を断念した。今オフのFA市場は停滞しており、特に先発は米国で実績のない涌井だけでなく、ダルビッシュ有(31=前ドジャース)、ジェイク・アリエッタ(31=前カブス)らの目玉投手ですら売れ残っている。

 対照的に、リリーフ投手には早々と買い手が付いた。日本人投手では、牧田和久(33=前西武)がパドレス、平野佳寿(33=前オリックス)はダイヤモンドバックスに、それぞれ入団が決まった。

 メジャーのオフの補強はこれまで、ダルのようなエース級が真っ先に売れ、リリーフ陣の獲得を後回しにする球団が少なくなかった。それが、ここ数年は、逆にリリーフ投手の補強を優先して、先発を後回しにするパターンが増え、特に今季はその傾向が顕著だ。

 これは各球団ともセットアッパー、クローザーなどのリリーバーの重要性を再認識し始めたためで、それは投手の起用法にも表れている。

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