平昌が強風なら東京は酷暑 五輪劣化招いたIOCとTV局の罪

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「例えばジャンプ会場周辺には風力発電の巨大なタービンが設置されているくらいだから、もともと風が強い場所。環境が競技に適さないことぐらい、事前の現地調査で把握していたはず。チケットの売れ残りも問題になっていましたが、そもそも韓国は冬季競技が盛んではなく、フィギュアなどの一部を除けば注目度も低い。放映権を持つ米テレビ局NBCの意向から、スピードスケートやジャンプのように現地時間午後9時以降開始の競技もあり、現地の人が会場に足を運ばないのは当たり前です。宿泊代が高い酷寒の地に海外からの観戦客が見込めず、マーケティングの段階で集客に苦戦することも予想できたでしょう。今回の混乱は起こるべくして起こったと言えます。開催ありきで、アスリートと観戦客をないがしろにして平昌を選定したIOCの責任は重大です」

 IOCの最大の“スポンサー”である米テレビ局の意向が優先されるのは平昌に限ったことではない。2020年東京五輪(7月24日~8月9日)でも、米国のプライムタイムに合わせた競技スケジュールが組まれるのは必至だ。
多くの専門家は、大会期間中の最高気温は34度に達すると予想。競技によっては酷暑の中でのプレーを強いられ、アスリートはもちろん、観客や大会ボランティアが熱中症を患うリスクも指摘されている。日本特有の蒸し暑さに慣れていない海外選手は、パフォーマンスの低下は避けられないばかりか、命の危険にさらされる可能性もあるのだ。

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