秋のドラフト上位候補“金の卵” 掛け値なしのスカウト評価

公開日: 更新日:

 セ・パの複数スカウトに今秋のドラフト候補に挙がる「金の卵」の掛け値なしの評価を聞いた。

■「根尾は広島・菊池のような内野手に」

 まずは高校生。先のセンバツ甲子園を制した大阪桐蔭には、6、7人のプロ注目選手がいるが、1位候補は根尾昂内野手と藤原恭大外野手の2人だ。

「背番号『6』で遊撃を守りながら2年連続センバツ優勝投手となった根尾は、投手としては身長177センチと上背がないだけに、野手としての評価が高い。『バネ』があるため、広島の菊池のような内野手を目指せる素材。藤原は広角に打てる強肩、俊足の外野手。高卒2、3年後には主力になっていそうな逸材です」(セ・スカウト)

 センバツには出場しなかったものの、報徳学園の小園海斗内野手も評価が高い。昨夏のU18W杯では2年生ながら正遊撃手を務めた。

「根尾は足が速くないため、根尾より評価が上のスカウトもいる。柔らかい守備とバットコントロール。肩と足もあって三拍子揃っている。現段階で高校生の1位候補はこの3人です」(前出のセ・スカウト)

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「おまえになんか、値がつかないよ」編成本部長の捨て台詞でFA宣言を決意した

  2. 2

    【原田真二と秋元康】が10歳上の沢田研二に提供した『ノンポリシー』のこと

  3. 3

    カーリング女子フォルティウスのミラノ五輪表彰台は23歳リザーブ小林未奈の「夜活」次第

  4. 4

    3度目の日本記録更新 マラソン大迫傑は目的と手段が明確で“分かりやすい”から面白い

  5. 5

    国分太一“追放”騒動…日テレが一転して平謝りのウラを読む

  1. 6

    福山雅治&稲葉浩志の“新ラブソング”がクリスマス定番曲に殴り込み! 名曲「クリスマス・イブ」などに迫るか

  2. 7

    「えげつないことも平気で…」“悪の帝国”ドジャースの驚愕すべき強さの秘密

  3. 8

    松岡昌宏も日テレに"反撃"…すでに元TOKIO不在の『ザ!鉄腕!DASH!!』がそれでも番組を打ち切れなかった事情

  4. 9

    年末年始はウッチャンナンチャンのかつての人気番組が放送…“復活特番”はどんなタイミングで決まるの?

  5. 10

    査定担当から浴びせられた辛辣な低評価の数々…球団はオレを必要としているのかと疑念を抱くようになった