鬼門突破で大関狙う栃ノ心 三保ケ関親方が語る好調理由

公開日: 更新日:

 春日野部屋の部屋付きである三保ケ関親方(元前頭栃栄)は「初日、松鳳山を吊ったときは心配したんですが……」と、こう続ける。

「2013年に徳勝龍を吊って、ヒザに大ケガをしましたからね。でも、本人にしてみれば、いい気持ちの切り替えになったかもしれません」

 というのも、栃ノ心は初日が鬼門。15年5月場所から、12場所連続で黒星を喫した経験もある。今回は場所前から大関とりで注目も浴び続けていた。ただでさえ、気持ちが相撲に出やすい力士だけに、初日を乗り越えたことはプラスになるとみている。

「今は部屋でも、自身のペースで稽古を取っています。幕内では碧山栃煌山が連日稽古を行う傍ら、栃ノ心は幕下力士に胸を出している。師匠(春日野親方)もああしろこうしろとは言わず、『好きなようにやらせた方がいい』と話しています」(三保ケ関親方)

 今後も豪快な相撲を見せてくれそうだ。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    永野芽郁は疑惑晴れずも日曜劇場「キャスター」降板回避か…田中圭・妻の出方次第という見方も

  2. 2

    紗栄子にあって工藤静香にないものとは? 道休蓮vsKōki,「親の七光」モデルデビューが明暗分かれたワケ

  3. 3

    「高島屋」の営業利益が過去最高を更新…百貨店衰退期に“独り勝ち”が続く背景

  4. 4

    「たばこ吸ってもいいですか」…新規大会主催者・前澤友作氏に問い合わせて一喝された国内男子ツアーの時代錯誤

  5. 5

    かつて控えだった同級生は、わずか27歳でなぜPL学園監督になれたのか

  1. 6

    永野芽郁×田中圭「不倫疑惑」騒動でダメージが大きいのはどっちだ?

  2. 7

    佐々木朗希「スライダー頼み」に限界迫る…ドジャースが見込んだフォークと速球は使い物にならず

  3. 8

    第3の男?イケメン俳優が永野芽郁の"不倫記事"をリポストして物議…終わらない騒動

  4. 9

    風そよぐ三浦半島 海辺散歩で「釣る」「食べる」「買う」

  5. 10

    永野芽郁がANNで“二股不倫”騒動を謝罪も、清純派イメージ崩壊危機…蒸し返される過去の奔放すぎる行状