本田らピーク過ぎた選手ばかり 日本代表は3戦惨敗まである

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 ロシアW杯メンバー23人が決まった。明らかにピークの過ぎたMF本田圭佑(31)、FW岡崎慎司(32)、MF香川真司(29)のビッグ3がメンバー入りし、外れたのはMF三竿健斗(22)、MF井手口陽介(21)、FW浅野拓磨(23)。千葉での合宿に招集された27人から経験と実績と名前が重視され、若手が割を食った格好である。

 それにしても、1分け2敗に終わったブラジルW杯から4年が経過しても、今回のW杯メンバーの半数がブラジルW杯組である。たとえば年齢的に衰えを見せ始めているDF長谷部誠(34)に上がり目はなく、W杯本大会で多くを望むべくもない。元ワールドサッカーグラフィック編集長の中山淳氏が「伸びしろのない選手に頼ってどうするのでしょうか?」と続ける。

「本田、香川、岡崎に全盛期のパフォーマンスは期待できず、それどころか<90分フル出場も厳しい>状況です。主将の長谷部の場合、いくら所属するフランクフルトで3バックの真ん中でプレーしているとはいえ、リーグ戦は週に1回ペースなのでフィジカル的なリカバリーも利く。しかしW杯のグループリーグは初戦から中5日で2戦目を迎え、そこから中2日で3戦目を戦うことになります。長谷部が全試合フル出場できるとは思えません。香川と岡崎は足首痛で戦線を離脱してコンディションと試合勘に不安を抱え、本田はガーナ戦を見る限り、戦力として計算できるレベルにはありません。西野監督は上積み分のない選手ばかりを選び、先行きは厳しいと言うしかありません」

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