消えた乱闘文化…“仲良し選手”のプロ野球に一抹の寂しさ

公開日: 更新日:

 この日のDeNA対阪神戦の一回表。DeNA先発・今永の4球目が福留の右肩に。福留は2、3歩、マウンドに近づくと声を荒らげた。5月1日にも今永に当てられているから、「すわ乱闘か!」と思われたが、結局、福留はそのまま一塁へ歩いた。

 少し前までプロ野球には乱闘はつきもの。死球やラフプレーを巡って、両軍ベンチから選手が勢いよく飛び出すことは珍しくなかった。ところが、最近ではそんな光景はめっきり減った。「侍ジャパン」が結成され、異なる球団の選手との交流が盛んになり、毎年の交流戦でセ、パの選手が顔を合わせることも増えた。オフには球団の垣根を越えて選手が一緒に自主トレを行う。乱闘の激減は、「敵」である相手が選手の気持ちの中では「仲間」になっているからだろう。

 大リーグは今も「乱闘文化」が消えていない。今年も4月11日のロッキーズ対パドレス戦で、パドレスの投手がロッキーズ主力打者の背中スレスレに154キロの速球を投げ、両軍入り乱れての殴り合い。5人が退場となった。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    安倍首相11.20退陣説 「桜を見る会」疑惑で政界の空気一変

  2. 2

    山口ポスティングでメジャー移籍へ 巨人初容認4つの裏事情

  3. 3

    幼保無償化がようやくスタートも…多子世帯には厳しい現実

  4. 4

    植野妙実子氏「表現の自由」の抑圧で民主国家は成立しない

  5. 5

    「桜を見る会」関連業務“アベ友業者”にオイシイ受注誘導か

  6. 6

    五つ子の“減胎手術”ですべての子を失った女性の悔恨

  7. 7

    残留も視野って…筒香、菊池、秋山の低すぎる米挑戦への志

  8. 8

    元おニャン子・立見里歌さん 元アイドルが子育て終えた今

  9. 9

    誰が見ても違反じゃないか 動かない捜査当局の腐敗堕落

  10. 10

    「ゴジラvsコング」で始動 小栗旬を待つ“雑巾がけ”の日々

もっと見る

編集部オススメ

  1. {{ $index+1 }}

    {{ pickup.Article.title_short }}

もっと見る