評価急騰の鹿嶋DF昌子源 植田とセットで海外移籍の可能性

公開日: 更新日:

 ロシアW杯で評価を急上昇させたのが、主力組で唯一のJリーガーである鹿島DF昌子だ。

 英プレミアのサウサンプトンで6シーズン、プレーしているDF吉田とCBのコンビを組み、遜色ないどころか、吉田以上に落ち着き払ったプレーを見せ、フランスの主要メディアが「国内1部ストラスブールが獲得を検討」と報じるなど昌子株の高騰が続いている。

「フランスで昌子の評価が高いのは、代表チームメートのDF酒井宏の存在が大きい。彼は16年6月にフランスの人気クラブ・マルセイユに入団してバリバリのレギュラーを張っている。酒井宏への評価が、そのまま日本人DFである昌子に対する高評価につながっている」(マスコミ関係者)

 そこで「鹿島の4バックの真ん中でペアを組んでいるDF植田とのセットで欧州移籍の可能性が高まっている」という。

「昌子に興味を持った欧州クラブが、必ずプレー映像をチェックするのが16年12月、日本で開催されたクラブW杯のRマドリードと鹿島との決勝です。そこで鹿島のCBコンビの昌子、植田がRマドリードのC・ロナウドやベンゼマといった世界トップレベルのアタッカー陣相手に素晴らしいプレーを披露。昌子もいいが、この植田も素晴らしいDFじゃないか! となった」(前出の関係者)

 植田はロシアW杯で出番がなかったが、昌子と一緒に欧州移籍の可能性は十二分にある――。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • サッカーのアクセスランキング

  1. 1

    森保Jは海外からどう見られているのか…W杯のライバル国、ブックメーカーによる意外な評価

  2. 2

    【オランダ】195cmCBファンダイクが大きな“壁”に…タレント勢揃いで「地盤沈下」は今や昔

  3. 3

    FIFA会長がトランプ大統領に贈った「平和賞」は両者の癒着の象徴…元FIFA職員が史上最悪のW杯抽選会を一刀両断

  4. 4

    【チュニジア】アフリカ予選10戦無失点 堅守が光る「カルタゴの鷲」は日本が苦手とするチーム

  5. 5

    元日本代表主将DF吉田麻也に来季J1復帰の長崎移籍説!出場機会確保で2026年W杯参戦の青写真

  1. 6

    【ポーランド&ウクライナ】1次リーグF組の最終枠は現時点で未定も「ウクライナが有力」と専門家

  2. 7

    Jリーグ得点ランク上位FWが日本代表入りできないワケ…「森保監督の確固たるポリシー」が背景に

  3. 8

    W杯組み合わせに森保監督「非常に厳しい」…GL初戦はオランダと激突、2位通過が現実ラインか

  4. 9

    W杯初16強の日韓大会で山本昌邦は「トルシエと選手とのフィルター役をこなした」

  5. 10

    元日本代表DF冨安健洋がアヤックスと契約合意報道…森保Jに朗報も「ガラスの肉体」の期待と不安

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「おまえになんか、値がつかないよ」編成本部長の捨て台詞でFA宣言を決意した

  2. 2

    【原田真二と秋元康】が10歳上の沢田研二に提供した『ノンポリシー』のこと

  3. 3

    カーリング女子フォルティウスのミラノ五輪表彰台は23歳リザーブ小林未奈の「夜活」次第

  4. 4

    3度目の日本記録更新 マラソン大迫傑は目的と手段が明確で“分かりやすい”から面白い

  5. 5

    国分太一“追放”騒動…日テレが一転して平謝りのウラを読む

  1. 6

    福山雅治&稲葉浩志の“新ラブソング”がクリスマス定番曲に殴り込み! 名曲「クリスマス・イブ」などに迫るか

  2. 7

    「えげつないことも平気で…」“悪の帝国”ドジャースの驚愕すべき強さの秘密

  3. 8

    松岡昌宏も日テレに"反撃"…すでに元TOKIO不在の『ザ!鉄腕!DASH!!』がそれでも番組を打ち切れなかった事情

  4. 9

    年末年始はウッチャンナンチャンのかつての人気番組が放送…“復活特番”はどんなタイミングで決まるの?

  5. 10

    査定担当から浴びせられた辛辣な低評価の数々…球団はオレを必要としているのかと疑念を抱くようになった