中日石垣がフレッシュ球宴MVP 昨年欠場の鬱憤晴らす特大弾

公開日: 更新日:

 郷里の酒田(山形県)から車で4時間かけて応援にやってきた両親が一番喜んでいるはずだ。

 フレッシュオールスターでMVPに選ばれた高卒2年目の中日・石垣雅海(19)。1点リードで迎えた四回裏。イースタン4番手の阪口(DeNA)から、バックスクリーンに飛び込むソロ弾を放ち、100万円の賞金を手にした。

 昨年もフレッシュ球宴に選出されながら、二軍調整中の藤浪(阪神)に頭部死球をくらって悔しい欠場。その鬱憤を晴らすかのような特大アーチだった。

「(バットの)芯に当たったのでいってくれという気持ちだった。チマチマした打撃より、狙うしかないと思って思い切りいきました。(両親に)恩返しというか本当に打てて良かった。今まで育ててくれて感謝している。柳田選手のようなフルスイングできる選手になれるように頑張りたい」

 昨年は10月4日のDeNA戦で一軍デビューも果たした。左腕浜口に手も足も出ずに3打席3三振に終わったが、その後も当てにいく打撃はしない。尊敬するソフトバンクの柳田のような、全身の骨が折れてしまいそうなパワフルなフルスイングが持ち味。貧打の中日で、大きく育って欲しい和製スラッガーのタマゴだ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    永野芽郁は疑惑晴れずも日曜劇場「キャスター」降板回避か…田中圭・妻の出方次第という見方も

  2. 2

    紗栄子にあって工藤静香にないものとは? 道休蓮vsKōki,「親の七光」モデルデビューが明暗分かれたワケ

  3. 3

    「高島屋」の営業利益が過去最高を更新…百貨店衰退期に“独り勝ち”が続く背景

  4. 4

    「たばこ吸ってもいいですか」…新規大会主催者・前澤友作氏に問い合わせて一喝された国内男子ツアーの時代錯誤

  5. 5

    かつて控えだった同級生は、わずか27歳でなぜPL学園監督になれたのか

  1. 6

    永野芽郁×田中圭「不倫疑惑」騒動でダメージが大きいのはどっちだ?

  2. 7

    佐々木朗希「スライダー頼み」に限界迫る…ドジャースが見込んだフォークと速球は使い物にならず

  3. 8

    第3の男?イケメン俳優が永野芽郁の"不倫記事"をリポストして物議…終わらない騒動

  4. 9

    風そよぐ三浦半島 海辺散歩で「釣る」「食べる」「買う」

  5. 10

    永野芽郁がANNで“二股不倫”騒動を謝罪も、清純派イメージ崩壊危機…蒸し返される過去の奔放すぎる行状