同僚への暴行でお縄も ラグビー代表ナンバー8マフィの評判

公開日: 更新日:

 19年日本W杯で史上初の8強入りを目指すラグビー日本代表がピンチだ。スーパーラグビーのレベルズ(豪州)に所属する日本代表ナンバー8のアナマキ・レレイ・マフィ(28)がW杯出場どころか、刑務所暮らしを強いられかねないからだ。

 マフィは14日、遠征先のニュージーランドで同僚選手に暴行して地元警察に身柄を拘束された。現在は保釈され、8月3日に現地の裁判所で尋問を受ける予定。そこで暴行罪と断定されれば、最長5年の禁錮刑が言い渡される可能性もあるという。

 トンガ出身のマフィは189センチ、112キロの大型FW。強豪国の選手にも当たり負けしないパワフルな突進で日本代表を牽引。15年イングランドW杯では史上初の3勝を挙げた日本の大躍進に大きく貢献した。

 外国出身とはいえ、日本代表では世界でも通用する数少ないFWとして知られるが、実は海外での評判は芳しくない。

 16年1月には英リーグ・バースに期限付き移籍しながら、調整法や治療法を巡って、チームのメディカルスタッフと衝突。5月までの契約満了を待たずに退団した。当時の英メディアによれば、他の選手を優先的に治療するスタッフにマフィが激怒して、口論に発展したという。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース大谷翔平32歳「今がピーク説」の不穏…来季以降は一気に下降線をたどる可能性も

  2. 2

    高市政権の物価高対策はもう“手遅れ”…日銀「12月利上げ」でも円安・インフレ抑制は望み薄

  3. 3

    元日本代表主将DF吉田麻也に来季J1復帰の長崎移籍説!出場機会確保で2026年W杯参戦の青写真

  4. 4

    NHK朝ドラ「ばけばけ」が途中から人気上昇のナゾ 暗く重く地味なストーリーなのに…

  5. 5

    京浜急行電鉄×京成電鉄 空港と都心を結ぶ鉄道会社を比較

  1. 6

    ドジャース佐々木朗希の心の瑕疵…大谷翔平が警鐘「安全に、安全にいってたら伸びるものも伸びない」

  2. 7

    【時の過ぎゆくままに】がレコ大歌唱賞に選ばれなかった沢田研二の心境

  3. 8

    「おまえもついて来い」星野監督は左手首骨折の俺を日本シリーズに同行させてくれた

  4. 9

    ドジャース首脳陣がシビアに評価する「大谷翔平の限界」…WBCから投打フル回転だと“ガス欠”確実

  5. 10

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾