トンガ戦スタメン ラグビー代表・姫野和樹を名将が高評価

公開日: 更新日:

 ラグビー日本代表がフランスに遠征する「リポビタンDツアー2017」のトンガ代表戦が18日(日本時間19日未明)に行われる。

 16日には登録選手23人が発表され、4日の豪州代表戦で初キャップを得たFL姫野和樹(23)がスタメンに名を連ねた。

 本職はLO。187センチ、108キロと世界では身長2メートル超えが珍しくないLOにしては小柄だが、先の豪州戦では強豪相手に密集での強さを発揮。相手ボールを奪う「ジャッカル」を披露し、後半のロスタイムにはタックルをかわして代表初トライを決めた。

 LOながら豊富な運動量を誇り、ジェイミー・ジョセフHCは「こちらの期待以上の仕事をしてくれる」と高く評価している。

 愛知の強豪・春日丘高から帝京大に進み、4年時には入学前から続く8連覇達成に貢献。今春入社したトヨタ自動車では、ルーキーながら異例の主将を任された。トヨタを率いる07年W杯で南アを優勝に導いた名将ジェイク・ホワイト監督の「責任感とキャプテンシーを与え、世界で通用する選手に育てる」との方針からだ。

 今季のトップリーグでは9試合に出場して5トライ。トンガ戦では豪州戦に続いて世界にアピールできるか。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    立花孝志容疑者を"担ぎ出した"とやり玉に…中田敦彦、ホリエモン、太田光のスタンスと逃げ腰に批判殺到

  2. 2

    片山さつき財務相“苦しい”言い訳再び…「把握」しながら「失念」などありえない

  3. 3

    阪神異例人事「和田元監督がヘッド就任」の舞台裏…藤川監督はコーチ陣に不満を募らせていた

  4. 4

    阪神・佐藤輝明にライバル球団は戦々恐々…甲子園でのGG初受賞にこれだけの価値

  5. 5

    高市首相「世界の真ん中で咲き誇る日本外交」どこへ? 中国、北朝鮮、ロシアからナメられっぱなしで早くもドン詰まり

  1. 6

    “文春砲”で不倫バレ柳裕也の中日残留に飛び交う憶測…巨人はソフトB有原まで逃しFA戦線いきなり2敗

  2. 7

    阪神・佐藤輝明の侍J選外は“緊急辞退”だった!「今オフメジャー説」に球界ザワつく

  3. 8

    ドジャースからWBC侍J入りは「打者・大谷翔平」のみか…山本由伸は「慎重に検討」、朗希は“余裕なし”

  4. 9

    阪神の日本シリーズ敗退は藤川監督の“自滅”だった…自軍にまで「情報隠し」で選手負担激増の本末転倒

  5. 10

    古川琴音“旧ジャニ御用達”も当然の「驚異の女優IQの高さ」と共演者の魅力を最大限に引き出すプロ根性