なでしこ優勝…鮫島が前線に駆け上がる姿を見たくなった

公開日: 更新日:

なでしこアジア大会 現地リポート】

 アジア大会で4大会連続で決勝に進んだ日本女子代表(なでしこジャパン)が中国を1―0で下し、2大会ぶりに金メダルを手にした。終了間際にFW菅沢優衣香(浦和レッズL)の渾身のヘディングシュートによる劇的勝利だった。優勝が決まり、キャプテンマークを巻いたDF鮫島彩(INAC神戸)は、守備陣と喜びを分かち合った。

 苦しい90分間だった。

 序盤からペースをつかみ切れず、あっという間に中国へ流れを持っていかれてしまった。

 その中で守備陣は相手の2トップを封じ、ボールをかき出し続けた。

 その中心にいたのが鮫島だ。もともと左サイドバックが本職だが、今大会は熊谷紗希(リヨン)、宇津木瑠美(シアトル・レイン)と守備系の海外組の招集が見送られ、仙台のDF市瀬菜々もケガで参加できなかった。一気に手薄になった最終ラインをまとめる鮫島。まだまだセンターバックとしては経験不足のため、試合前には相手の分析に多くの時間を割き、映像もとことん見直した。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    松任谷由実が矢沢永吉に学んだ“桁違いの金持ち”哲学…「恋人がサンタクロース」発売前年の出来事

  2. 2

    ヤクルト「FA東浜巨獲得」に現実味 村上宗隆の譲渡金10億円を原資に課題の先発補強

  3. 3

    どこよりも早い2026年国内女子ゴルフ大予想 女王候補5人の前に立ちはだかるのはこの選手

  4. 4

    「五十年目の俺たちの旅」最新映画が公開 “オメダ“役の田中健を直撃 「これで終わってもいいと思えるくらいの作品」

  5. 5

    「M-1グランプリ2025」超ダークホースの「たくろう」が初の決勝進出で圧勝したワケ

  1. 6

    出家否定も 新木優子「幸福の科学」カミングアウトの波紋

  2. 7

    福原愛が再婚&オメデタも世論は冷ややか…再燃する「W不倫疑惑」と略奪愛報道の“後始末”

  3. 8

    早大が全国高校駅伝「花の1区」逸材乱獲 日本人最高記録を大幅更新の増子陽太まで

  4. 9

    匂わせか、偶然か…Travis Japan松田元太と前田敦子の《お揃い》疑惑にファンがザワつく微妙なワケ

  5. 10

    官邸幹部「核保有」発言不問の不気味な“魂胆” 高市政権の姑息な軍国化は年明けに暴走する