なでしこ アジア杯2連覇で来年フランスW杯へ復活のノロシ

公開日: 更新日:

 なでしこジャパン(世界ランク11位)が、アジア杯決勝(ヨルダン=日本時間21日午前2時開始)で格上のオーストラリア(同6位)相手に1―0で逃げ切り、大会2連覇を達成した。

 序盤からオーストラリアが猛攻を仕掛け、なでしこは前半14分にPKを献上のピンチ。しかしGK山下がビッグセーブ、難を逃れた。後半39分、途中出場のFW横山が大仕事だ。右サイドからのパスを受け、ゴール正面から右サイドネットを狙ってズドン! これが値千金の決勝点となり、アジア女王のタイトルが、すでに決めていた19年女子フランスW杯出場に花を添えた。

「前線から粘り強く守り、少ない好機をモノにする。ムリにパスを回さず、ボールポゼッションにこだわらない。現実的な戦いがアジア杯連覇につながった」とは元サッカーダイジェスト編集長の六川亨氏。続けて「チームをレベルアップさせた高倉監督の手腕を称えたい」。

 来年のフランスW杯、期待してよさそうである。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース佐々木朗希の心の瑕疵…大谷翔平が警鐘「安全に、安全にいってたら伸びるものも伸びない」

  2. 2

    ドジャース「佐々木朗希放出」に現実味…2年連続サイ・ヤング賞左腕スクーバル獲得のトレード要員へ

  3. 3

    ドジャース大谷翔平32歳「今がピーク説」の不穏…来季以降は一気に下降線をたどる可能性も

  4. 4

    ギャラから解析する“TOKIOの絆” 国分太一コンプラ違反疑惑に松岡昌宏も城島茂も「共闘」

  5. 5

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾

  1. 6

    国分太一問題で日テレの「城島&松岡に謝罪」に関係者が抱いた“違和感”

  2. 7

    今度は横山裕が全治2カ月のケガ…元TOKIO松岡昌宏も指摘「テレビ局こそコンプラ違反の温床」という闇の深度

  3. 8

    国分太一“追放”騒動…日テレが一転して平謝りのウラを読む

  4. 9

    ドジャース首脳陣がシビアに評価する「大谷翔平の限界」…WBCから投打フル回転だと“ガス欠”確実

  5. 10

    大谷翔平のWBC二刀流実現は絶望的か…侍J首脳陣が恐れる過保護なドジャースからの「ホットライン」