今季ワースト4日間7097人 男子ツアーの閑古鳥は誰の責任か

公開日: 更新日:

「観客が1万人も来ないようでは興行として成り立たない。男子大会は、主催者であるスポンサー企業の宣伝に使われている。プロアマ大会で取引先の接待が主な目的であって、観客を呼ぶためのプランは二の次というのが実情です。もちろん選手にも責任がある。尾崎将司、中嶋常幸、青木功のAON時代は互いに競り合い、ライバル同士の激しいプレーで観客を集めたが、そんなぜひ見たいという選手不在も観客数ダウンを招いている。それに日本ゴルフツアー機構(JGTO)は大会数を増やすことに必死で、観客増に目を向けていない。そもそもチケット収入で運営していないから観客の大切さがわかっていないのでしょう」

 コース内では斜面にコースロープが張られて観戦しづらかったり、トイレ数が少なく長蛇の列をつくる大会も少なくない。

 主催者、選手、JGTOのギャラリーファースト意識の欠落が、パラパラ観客の原因なのだ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース佐々木朗希の心の瑕疵…大谷翔平が警鐘「安全に、安全にいってたら伸びるものも伸びない」

  2. 2

    ドジャース「佐々木朗希放出」に現実味…2年連続サイ・ヤング賞左腕スクーバル獲得のトレード要員へ

  3. 3

    ドジャース大谷翔平32歳「今がピーク説」の不穏…来季以降は一気に下降線をたどる可能性も

  4. 4

    ギャラから解析する“TOKIOの絆” 国分太一コンプラ違反疑惑に松岡昌宏も城島茂も「共闘」

  5. 5

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾

  1. 6

    国分太一問題で日テレの「城島&松岡に謝罪」に関係者が抱いた“違和感”

  2. 7

    今度は横山裕が全治2カ月のケガ…元TOKIO松岡昌宏も指摘「テレビ局こそコンプラ違反の温床」という闇の深度

  3. 8

    国分太一“追放”騒動…日テレが一転して平謝りのウラを読む

  4. 9

    ドジャース首脳陣がシビアに評価する「大谷翔平の限界」…WBCから投打フル回転だと“ガス欠”確実

  5. 10

    大谷翔平のWBC二刀流実現は絶望的か…侍J首脳陣が恐れる過保護なドジャースからの「ホットライン」