復調著しい松山英樹 それでも消えないPO最終戦への不安

公開日: 更新日:

【BMW選手権】

 フェデックスランク70位までが出場するプレーオフ第3戦。大会2日目の松山英樹(26)は4アンダー12位タイ発進から、7バーディー、1ボギーの64で回り、首位と3打差の通算10アンダー3位に浮上した。

 現在、フェデックスランク28位につけており、同30位までが出場できるプレーオフ最終戦となるツアー選手権の5年連続進出もほぼ間違いない状況だ。今季は春先に左手親指付け根を痛めてツアーを長期離脱するなど未勝利に終わっているが、ここにきて調子を上げている。

 プレーオフ初戦のノーザントラストは15位。2戦目デル・テクノロジーズ選手権では4位と久々に今季3度目のトップ5入り。エースキャディー進藤大典氏とのコンビが復活してから成績がよくなっている。

「松山は勝てなかったことで、これまでと違うさまざまな取り組みにチャレンジしている。クラブ選びから練習方法、ルーティン、試合日程などもそうですが、エースキャディーがスコティッシュオープンからメジャー2試合を含む5試合連続でバッグを担がなかったのも初めてです。2人は1カ月以上も一緒に行動していない。もちろん進藤氏がダメというのではなく、距離を置いたことでかえって進藤氏の信頼感を高めているようです」(米ゴルフ記者)

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    出家否定も 新木優子「幸福の科学」カミングアウトの波紋

  2. 2

    中学受験で慶応普通部に進んだ石坂浩二も圧倒された「幼稚舎」組の生意気さ 大学時代に石井ふく子の目にとまる

  3. 3

    さすがチンピラ政党…維新「国保逃れ」脱法スキームが大炎上! 入手した“指南書”に書かれていること

  4. 4

    ドジャース「佐々木朗希放出」に現実味…2年連続サイ・ヤング賞左腕スクーバル獲得のトレード要員へ

  5. 5

    ギャラから解析する“TOKIOの絆” 国分太一コンプラ違反疑惑に松岡昌宏も城島茂も「共闘」

  1. 6

    中日からFA宣言した交渉の一部始終 2001年オフは「残留」と「移籍」で揺れる毎日を過ごした

  2. 7

    有本香さんは「ロボット」 どんな話題でも時間通りに話をまとめてキッチリ終わらせる

  3. 8

    巨人は国内助っ人から見向きもされない球団に 天敵デュプランティエさえDeNA入り決定的

  4. 9

    放送100年特集ドラマ「火星の女王」(NHK)はNetflixの向こうを貼るとんでもないSFドラマ

  5. 10

    佐藤輝明はWBC落選か? 大谷ジャパン30人は空前絶後の大混戦「沢村賞右腕・伊藤大海も保証なし」