日ハムだけが評価 吉田輝星の意思の強さとプロ入りの覚悟

公開日: 更新日:

「プロを選択すれば、結果として八戸学院大の正村監督や正村監督を秋田に呼んだ嶋崎元監督らの顔を潰すことになる。東京や大阪などと違って地方はしがらみも強いですからね。けれども吉田はそういったものに左右されず、自分の意志を貫いてプロ入りを選んだ。何が何でもプロでやりたいという意欲や、プロの世界でメシを食っていく覚悟が他のドラフト候補以上にあると日本ハムは判断したのです。ここはドラフトで選手を獲得する際、実績や数字をうのみにせず、数字に表れない部分もかなり重要視しています」

 ダルビッシュ(現カブス)、中田、大谷(現エンゼルス)、清宮らに続いて吉田も獲得。日本ハムは甲子園で活躍したスターばかり集めていると言われるが、人気や実績だけで選手を取っているわけではない。それなりの根拠があって指名しているというのだ。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「おまえになんか、値がつかないよ」編成本部長の捨て台詞でFA宣言を決意した

  2. 2

    【原田真二と秋元康】が10歳上の沢田研二に提供した『ノンポリシー』のこと

  3. 3

    カーリング女子フォルティウスのミラノ五輪表彰台は23歳リザーブ小林未奈の「夜活」次第

  4. 4

    3度目の日本記録更新 マラソン大迫傑は目的と手段が明確で“分かりやすい”から面白い

  5. 5

    国分太一“追放”騒動…日テレが一転して平謝りのウラを読む

  1. 6

    福山雅治&稲葉浩志の“新ラブソング”がクリスマス定番曲に殴り込み! 名曲「クリスマス・イブ」などに迫るか

  2. 7

    「えげつないことも平気で…」“悪の帝国”ドジャースの驚愕すべき強さの秘密

  3. 8

    松岡昌宏も日テレに"反撃"…すでに元TOKIO不在の『ザ!鉄腕!DASH!!』がそれでも番組を打ち切れなかった事情

  4. 9

    年末年始はウッチャンナンチャンのかつての人気番組が放送…“復活特番”はどんなタイミングで決まるの?

  5. 10

    査定担当から浴びせられた辛辣な低評価の数々…球団はオレを必要としているのかと疑念を抱くようになった