紀平梨花は早くもマスコミ不信に…今後の課題は「鈍感力」

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 2018年後半、女子フィギュア界に旋風を巻き起こした紀平梨花(16)。

 グランプリ(GP)ファイナルで平昌金メダリストのザギトワ(ロシア)を破って優勝し、時の人となった。

 トリプルアクセル(3A)を武器にする姿が浅田真央を彷彿させ、マスコミは「ポスト真央」と大騒ぎ。

 全日本選手権ではショートプログラム(SP)でのミスが響いて2位になったものの、4大陸、世界フィギュア共に出場権を獲得し、今後もますます注目を集めそうだ。

 とはいえ、多感な16歳。一気に有名人という立場に置かれることに戸惑いも隠せない。自身について書かれた記事を見て「自分が言っていないことを(言ったかのように)書かれた」と漏らしたこともあったという。

「紀平は完璧主義。『中学生のときに比べれば柔軟になった』と聞くが、疑問に思うことや納得のいかないことを見過ごせない真っすぐな性格。そのこだわりと探究心があれだけの結果を出した理由でもある。でも今後は注目度と比例して“雑音”も増えるでしょう。それをうまく受け流すことができるのか、紀平の周囲は不安が募っているようです」(フィギュアスケート関係者)

 フィギュア界の期待を一身に背負う新星の課題は「鈍感力」になりそうだ。

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