日本女子プロ協会小林会長 放映権問題で大モメで“恨み節”

公開日: 更新日:

 日本女子プロゴルフ協会(LPGA)が強硬に主張してきた放映権帰属を巡り、日本テレビ系の3大会の来季中止が発表された。トッププロ70人が連名で大会存続を訴えるなど、その後もドタバタが続いているが、LPGAの小林浩美会長はこの件でかなり落ち込んでいたという。

 LPGAは昨年8月にトーナメント主催者会議で放映権を同協会に帰属させる考えを発表してから、会員やツアープロにも知らせずに水面下で事を進めてきた。しかも、メディアに放映権問題が報じられてからも、LPGA理事が有村智恵に「(放映権問題についての報道は)全部ウソだ」と言っていたことで小林会長への信頼関係は崩れた。

「小林会長のやり方に問題はあったにせよ、LPGAに放映権の帰属を認めさせることで収入を増やし、選手の年金制度や託児所などをつくり、選手自身が豊かになるという考えなのです。だから、何も言わなくても女子プロはみんな応援してくれると思っていたようです。それが一部のマスコミと一緒になって文句ばかり言ってる。『どうしてわかってくれないのよ』と、周囲に漏らしているそうです」(関係者)

 身から出たサビか……。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    高市政権の物価高対策「自治体が自由に使える=丸投げ」に大ブーイング…ネットでも「おこめ券はいらない!」

  2. 2

    円安地獄で青天井の物価高…もう怪しくなってきた高市経済政策の薄っぺら

  3. 3

    現行保険証の「来年3月まで使用延長」がマイナ混乱に拍車…周知不足の怠慢行政

  4. 4

    ドジャース大谷翔平が目指すは「来季60本15勝」…オフの肉体改造へスタジアム施設をフル活用

  5. 5

    実は失言じゃなかった? 「おじいさんにトドメ」発言のtimelesz篠塚大輝に集まった意外な賛辞

  1. 6

    佐々木朗希がドジャース狙うCY賞左腕スクーバルの「交換要員」になる可能性…1年で見切りつけられそうな裏側

  2. 7

    【武道館】で開催されたザ・タイガース解散コンサートを見に来た加橋かつみ

  3. 8

    “第二のガーシー”高岡蒼佑が次に矛先を向けかねない “宮崎あおいじゃない”女優の顔ぶれ

  4. 9

    二階俊博氏は引退、公明党も連立離脱…日中緊張でも高市政権に“パイプ役”不在の危うさ

  5. 10

    菊池風磨率いるtimeleszにはすでに亀裂か…“容姿イジリ”が早速炎上でファンに弁明