日ハム輝星をサポート 担当スカウトが明かす“本当の評価”

公開日: 更新日:

「体が疲れているので、しっかり休み、疲れをゼロにして第2クールに入りたい」

 3日、第1クール最終日の練習を終えた吉田輝星(金足農)。キャンプ地・国頭でサポート役を務める担当の白井康勝スカウト(49)は、高校時代の吉田をどう評価していたのか。

「高校2年から見てボールの強さ、変化球にいいものがありました。ひと冬を越し、体つき、投球術は格段に成長した。内外角にしっかり投げ分けができ、捕手のサイン通りにではなく、ここ一番では強いボールを投げたり、突然カーブを投げてタイミングを外そうとしたり、自分なりの意図を持って、考えながら投げられる頭のいい投手。スカウトら多くの野球関係者が見ている中でも、いいところを見せようと浮足立つのではなく、自分のことに淡々と集中できる。ハングリーな部分もあるし、この先、ストライクゾーンの違いなど戸惑いを感じることがあるかもしれないが、しっかり順応しながらやれるのではないかと期待してます」

 吉田は昨夏の甲子園前に大学進学が内定していたが、本人の強い希望でプロ入りを決断。白井スカウトはドラフト後、内定していた八戸学院大の正村監督のもとに挨拶に行った。その際、同監督は「頑張ってほしいと、本人にも伝えてください」と話していたという。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 野球のアクセスランキング

  1. 1

    巨人がソフトB自由契約・有原航平に「3年20億円規模」の破格条件を準備 満を持しての交渉乗り出しへ

  2. 2

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾

  3. 3

    ドジャース大谷翔平32歳「今がピーク説」の不穏…来季以降は一気に下降線をたどる可能性も

  4. 4

    西武にとってエース今井達也の放出は「厄介払い」の側面も…損得勘定的にも今オフが“売り時”だった

  5. 5

    ドジャース首脳陣がシビアに評価する「大谷翔平の限界」…WBCから投打フル回転だと“ガス欠”確実

  1. 6

    ドジャース佐々木朗希の心の瑕疵…大谷翔平が警鐘「安全に、安全にいってたら伸びるものも伸びない」

  2. 7

    「おまえもついて来い」星野監督は左手首骨折の俺を日本シリーズに同行させてくれた

  3. 8

    阿部巨人に大激震! 24歳の次世代正捕手候補がトレード直訴の波紋「若い時間がムダになっちゃう」と吐露

  4. 9

    巨人大ピンチ! 有原航平争奪戦は苦戦必至で投手補強「全敗」危機

  5. 10

    巨人正捕手は岸田を筆頭に、甲斐と山瀬が争う構図…ほぼ“出番消失”小林誠司&大城卓三の末路

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    NHK朝ドラ「ばけばけ」が途中から人気上昇のナゾ 暗く重く地味なストーリーなのに…

  2. 2

    岡山天音「ひらやすみ」ロス続出!もう1人の人気者《樹木希林さん最後の愛弟子》も大ブレーク

  3. 3

    西武にとってエース今井達也の放出は「厄介払い」の側面も…損得勘定的にも今オフが“売り時”だった

  4. 4

    ドジャース大谷翔平32歳「今がピーク説」の不穏…来季以降は一気に下降線をたどる可能性も

  5. 5

    (5)「名古屋-品川」開通は2040年代半ば…「大阪延伸」は今世紀絶望

  1. 6

    「好感度ギャップ」がアダとなった永野芽郁、国分太一、チョコプラ松尾…“いい人”ほど何かを起こした時は激しく燃え上がる

  2. 7

    衆院定数削減の効果はせいぜい50億円…「そんなことより」自民党の内部留保210億円の衝撃!

  3. 8

    『サン!シャイン』終了は佐々木恭子アナにも責任が…フジ騒動で株を上げた大ベテランが“不評”のワケ

  4. 9

    ウエルシアとツルハが経営統合…親会社イオンの狙いは“グローバルドラッグチェーン”の実現か?

  5. 10

    今井達也の希望をクリアするメジャー5球団の名前は…大谷ドジャースは真っ先に“対象外"