メジャーが視察に “157km右腕”佐々木朗希の意識が気になる

公開日: 更新日:

 わたしが唯一、気になったのは彼自身の考え方というか、目標設定に関してだ。

 聞けば、佐々木はプロ野球選手になるのが目標で、将来のメジャー挑戦も視野に入れているという。ただし、最初からプロを志していたわけではない。当初、頭に描いていたのは別の職業で、どうやら周囲に注目されてからプロを目指すようになったらしい。

■取り組む方や覚悟

 同じ岩手出身の大谷翔平(現エンゼルス)にしても菊池雄星(現マリナーズ)にしても、当初からプロが目標だった。ともに高校から直接、メジャーに挑戦したいと本気で考えていた。野茂英雄にせよイチローにせよ松井秀喜にせよ、これまでメジャーで活躍するような選手はみな、早い段階でプロを志していた。

 中学生のころから野球をなりわいにしよう、野球で食っていこうと考えていた人と、そうでない人とでは野球への取り組み方や覚悟はおのずと異なる。早い時期から目標がしっかりと定まっていれば、それに向かって本気で努力をする。そういった意味で当初、プロ志向でなかった佐々木の意識や考え方は気になる。

メジャーリーグ覆面スカウト)

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    永野芽郁は疑惑晴れずも日曜劇場「キャスター」降板回避か…田中圭・妻の出方次第という見方も

  2. 2

    紗栄子にあって工藤静香にないものとは? 道休蓮vsKōki,「親の七光」モデルデビューが明暗分かれたワケ

  3. 3

    「高島屋」の営業利益が過去最高を更新…百貨店衰退期に“独り勝ち”が続く背景

  4. 4

    「たばこ吸ってもいいですか」…新規大会主催者・前澤友作氏に問い合わせて一喝された国内男子ツアーの時代錯誤

  5. 5

    かつて控えだった同級生は、わずか27歳でなぜPL学園監督になれたのか

  1. 6

    永野芽郁×田中圭「不倫疑惑」騒動でダメージが大きいのはどっちだ?

  2. 7

    佐々木朗希「スライダー頼み」に限界迫る…ドジャースが見込んだフォークと速球は使い物にならず

  3. 8

    第3の男?イケメン俳優が永野芽郁の"不倫記事"をリポストして物議…終わらない騒動

  4. 9

    風そよぐ三浦半島 海辺散歩で「釣る」「食べる」「買う」

  5. 10

    永野芽郁がANNで“二股不倫”騒動を謝罪も、清純派イメージ崩壊危機…蒸し返される過去の奔放すぎる行状