最下位阪神に「監督もフロントもクビ!」とファン絶望の声

公開日: 更新日:

 阪神には、もはや絶望しかないのか。

 21日の巨人戦に敗れ、対巨人開幕6連敗で単独最下位に転落。近年の課題である貧打は一向に改善されず、投手陣もリーグワーストの109失点、防御率4.29とボロボロだ。

 前年、最下位に転落した阪神は矢野監督体制で再出発したが、オープン戦は開幕から1分けを挟んで6連敗。5勝11敗1分けの11位に終わり、ファンからは2年連続最下位を危惧する声が出ていた。それがまさに現実のものとなっている。

 阪神ファンである宗教評論家ひろさちや氏(82)は、「あきませんなぁ……。70年近くファンをやってきましたけど、試合を見るのが嫌になってきています」とタメ息交じりにこう言う。

「開幕間もないですが、矢野監督を代えないとダメです。金本前監督に影響を受けているのか、意識しすぎているのか、采配にひらめきばかりが目立って理論やセオリーがない印象を受ける。勝った試合の翌日も打順をコロコロ替える日替わり打線はもちろん、全部勝ちにいくぞという采配で、負けないための知恵が感じられない。巨人戦にしても、もはや伝統も何もなくなりつつある。ある意味、巨人はどうでもいいというくらいで臨んだらいいんですけどね。5月1日に元号が令和に変わった時点で監督を福留や鳥谷に任せて、一から出直した方がいいと思います」

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    新生阿部巨人は早くも道険し…「疑問残る」コーチ人事にOBが痛烈批判

  2. 2

    大谷翔平は米国人から嫌われている?メディアに続き選手間投票でもMVP落選の謎解き

  3. 3

    阿部巨人V逸の責任を取るのは二岡ヘッドだけか…杉内投手チーフコーチの手腕にも疑問の声

  4. 4

    大谷翔平の来春WBC「二刀流封印」に現実味…ドジャース首脳陣が危機感募らすワールドシリーズの深刻疲労

  5. 5

    巨人桑田二軍監督の“排除”に「原前監督が動いた説」浮上…事実上のクビは必然だった

  1. 6

    阪神の日本シリーズ敗退は藤川監督の“自滅”だった…自軍にまで「情報隠し」で選手負担激増の本末転倒

  2. 7

    維新・藤田共同代表にも「政治とカネ」問題が直撃! 公設秘書への公金2000万円還流疑惑

  3. 8

    35年前の大阪花博の巨大な塔&中国庭園は廃墟同然…「鶴見緑地」を歩いて考えたレガシーのあり方

  4. 9

    米国が「サナエノミクス」にNO! 日銀に「利上げするな」と圧力かける高市政権に強力牽制

  5. 10

    世界陸上「前髪あり」今田美桜にファンがうなる 「中森明菜の若かりし頃を彷彿」の相似性