球宴中間発表セ一塁手1位 G岡本は“たらい回し”で左翼に?

公開日: 更新日:

「マイナビオールスターゲーム2019」のファン投票の第1回中間発表が27日、行われた。

 巨人では一塁手部門で岡本和真(22)、遊撃手部門で坂本勇の2人がトップ。ファン投票で3人が選出される外野手部門で丸が2位に入った。

 打線を引っ張る2~4番が順当に選ばれそうだが、最近の岡本は一塁ではなく、三塁に入るケースが多い。25日の広島戦では試合途中で一塁から三塁へ。翌26日は三塁で先発している。

 そもそも原監督はオフに「岡本は4番・三塁」と明言していた。それが開幕前になると、「基本は一塁固定」と前言撤回。そして今になって、一塁で打撃のいい捕手の大城らを使うため、三塁へ回る。第89代4番打者だろうがお構いなし。要するに、たらい回しになっているのだ。

 27日現在、リーグ6位の32打点、同9位タイの9本塁打ながら、打率.250と開幕からいまひとつ波に乗り切れないのは、「4番なのにポジションを固定してあげないから」(あるOB)と指摘する声もある。


「今は主に三塁でも、もし左翼に入るゲレーロの調子が落ちてきた時、現在二軍調整中で主に三塁を守る新外国人のビヤヌエバが昇格した時、岡本は2年前の定位置・左翼に回される可能性もある。春のキャンプ中に1、2回とはいえ、左翼の練習も行っている。『緊張感がある三塁を守りたい』というのが本人の希望だが、それなら三塁を守っている今こそ守備で原監督にアピールしないといけない」(チーム関係者)

 それができなければ、7月の球宴の頃には、左翼を守っている可能性も十分あり得るということだ。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース佐々木朗希に向けられる“疑いの目”…逃げ癖ついたロッテ時代はチーム内で信頼されず

  2. 2

    ドジャース佐々木朗希の離脱は「オオカミ少年」の自業自得…ロッテ時代から繰り返した悪癖のツケ

  3. 3

    注目集まる「キャスター」後の永野芽郁の俳優人生…テレビ局が起用しづらい「業界内の暗黙ルール」とは

  4. 4

    柳田悠岐の戦線復帰に球団内外で「微妙な温度差」…ソフトBは決して歓迎ムードだけじゃない

  5. 5

    女子学院から東大文Ⅲに進んだ膳場貴子が“進振り”で医学部を目指したナゾ

  1. 6

    大阪万博“唯一の目玉”水上ショーもはや再開不能…レジオネラ菌が指針値の20倍から約50倍に!

  2. 7

    ローラの「田植え」素足だけでないもう1つのトバッチリ…“パソナ案件”ジローラモと同列扱いに

  3. 8

    ヤクルト高津監督「途中休養Xデー」が話題だが…球団関係者から聞こえる「意外な展望」

  4. 9

    “貧弱”佐々木朗希は今季絶望まである…右肩痛は原因不明でお手上げ、引退に追い込まれるケースも

  5. 10

    備蓄米報道でも連日登場…スーパー「アキダイ」はなぜテレビ局から重宝される?