稀勢の里を描いた「愚直」の荒井太郎氏に聞く7月場所展望

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■ファンが貴景勝に夢を託す

 ――7月場所は休場が決まり、大関陥落が決定した貴景勝(22)の人気は稀勢の里にも劣らない。ファンが稀勢の里に託した夢を、貴景勝にも期待しているのでしょうか。

「どこかで稀勢の里の再来を願っているところはあるかもしれませんね。22歳という若さもあって、期待しているファンは多いと思います」

 ――7月場所の展望をお聞かせ下さい。まず、先場所優勝した朝乃山(25)はどうですか。

「スケールの大きさを感じます。胸板が厚く、上背があり、肩幅も広くて懐も深い。昔で言えば輪島のようなスケール感ですね。『横綱と対戦しないで優勝といっても』なんて声もありますが、賜杯を抱いたことはものすごく自信になる。朝乃山自身も意識から何から大きく変え、今後の転機となる財産になったでしょう。ただ、今場所は前頭筆頭なので、初日から大関横綱戦が続く。勝ち越しもハードルが高いでしょう。それでも先場所のように、前に出ながら得意の右四つになって攻める相撲を貫いてほしい」

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