八村塁19得点 両チーム最多タイの大暴れがもたらす“男気”

公開日: 更新日:

 米プロバスケットボール(NBA)ウィザーズのスモールフォワード(SF)八村塁(21)が8日(日本時間9日)、ネッツとのサマーリーグ(ネバダ州ラスベガス)に2戦連続スタメン出場した。

 初実戦だったペリカンズ戦後に「もっとアグレッシブにいきたい」と話していた通り、第1クオーター開始早々から3ポイントシュートを放つなど、積極的な仕掛けを見せる。味方からのパスがつながり始めた第2クオーターには11得点をマークして、ドラ1ルーキーの存在感を示した。第4クオーター残り14秒で相手ゴール前でパスを受けると、相手のディフェンスを振り払うように高々と舞い上がり、2試合連続のダンクシュートを決めた。

 今大会は2戦目とあって、この日の出場時間は29分(前回34分)。プレータイムは限られながらも、両チーム最多タイの19得点、7リバウンド、1ガード。初戦のペリカンズ戦(14得点、5リバウンド)を上回る働きを見せたが、チームは85-88で敗れ、初黒星を喫した。

 初実に続いて結果を残した八村は試合後「きょうは出だしが良くなかったけど、盛り返していい感じでシュートを打てた。リバウンドやルーズボールのところでもっと絡んでいきたい」と振り返った。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    参政党が消せない“黒歴史”…党員がコメ農家の敵「ジャンボタニシ」拡散、農水省と自治体に一喝された過去

  2. 2

    極めて由々しき事案に心が痛い…メーカーとの契約にも“アスリートファースト”必要です

  3. 3

    遠野なぎこさんを追い詰めたSNSと芸能界、そして社会の冷酷無比な仕打ち…悲惨な“窮状証言”が続々

  4. 4

    ドジャース大谷翔平がついに“不調”を吐露…疲労のせい?4度目の登板で見えた進化と課題

  5. 5

    “お荷物”佐々木朗希のマイナー落ちはド軍にとっても“好都合”の理由とは?

  1. 6

    清水賢治社長のセクハラ疑惑で掘り起こされるフジテレビの闇…「今日からシリケン」と“お触り続行”の過去

  2. 7

    カブス鈴木誠也「夏の強さ」を育んだ『巨人の星』さながら実父の仰天スパルタ野球教育

  3. 8

    千葉を「戦国」たらしめる“超過密日程”は今年の我が専大松戸に追い風になる手応えを感じています

  4. 9

    趣里はバレエ留学後に旧大検に合格 役者志望が多い明治学院大文学部芸術学科に進学

  5. 10

    参政党が参院選で急伸の不気味…首都圏選挙区で自公国が「当選圏外」にはじかれる大異変