横綱対決で鶴竜に完敗…衰え顕著で白鵬批判ますます高まる

公開日: 更新日:

■審判部激怒

「その一方で、態度の悪さは相変わらず。今場所も6日目の碧山との一番では、行司に何度も『手をついて』と促されながら、それを無視するように突っ立ったままで腰を下ろそうともせず、境川審判部長に『合わせないと。後味が悪い』と苦言を呈された。13日目の妙義龍戦では小手投げで倒れた相手の後頭部を右腕でかち上げるように押し込み、高田川審判副部長が『首だから引っ掛かったらケガをする。見苦しい。勝負が終わって倒れているのに見苦しいよ』と怒っていた。万歳三唱や三本締め問題などでもこれまでに散々、協会から注意されているのにまったく懲りていない。三本締めでけん責処分をくらったときには、理事会で協会幹部から『おまえの成績なんて、ただの数字にすぎないんだよ!』と怒鳴りつけられたらしいけど、全くその通り。これまでは、勝てば何をしたっていいという態度だったけど、これで勝てなくなったら、ただのならず者だよ」

 とは、ある親方だ。

 白鵬は取組後、全休明けの今場所を12勝3敗で乗り切ったことに、「ここまで戦ったことは褒めたい」と自画自賛していたが、力の衰えと周囲の批判は今後ますます大きくなりそうだ。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人がソフトB自由契約・有原航平に「3年20億円規模」の破格条件を準備 満を持しての交渉乗り出しへ

  2. 2

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾

  3. 3

    NHK朝ドラ「ばけばけ」が途中から人気上昇のナゾ 暗く重く地味なストーリーなのに…

  4. 4

    日吉マムシダニに轟いた錦織圭への歓声とタメ息…日本テニス協会はこれを新たな出発点にしてほしい

  5. 5

    巨人正捕手は岸田を筆頭に、甲斐と山瀬が争う構図…ほぼ“出番消失”小林誠司&大城卓三の末路

  1. 6

    「おこめ券」でJAはボロ儲け? 国民から「いらない!」とブーイングでも鈴木農相が執着するワケ

  2. 7

    SBI新生銀が「貯金量107兆円」のJAグループマネーにリーチ…農林中金と資本提携し再上場へ

  3. 8

    阿部巨人に大激震! 24歳の次世代正捕手候補がトレード直訴の波紋「若い時間がムダになっちゃう」と吐露

  4. 9

    ドジャース首脳陣がシビアに評価する「大谷翔平の限界」…WBCから投打フル回転だと“ガス欠”確実

  5. 10

    「ばけばけ」苦戦は佐藤浩市の息子で3世俳優・寛一郎のパンチ力不足が一因