原G左うちわで長期政権も視野 “松井監督”はしばらくお預け
巨人が優勝へのマジックを18に減らした。
29日の広島戦。2―1の三回無死一、二塁から丸がフェンス直撃の適時打を放つと、岡本が3ラン、大城が2点適時二塁打で広島先発の大瀬良をKO。さらに丸が2番手・塹江から満塁本塁打を放ち、この回一挙10得点で早々と試合を決めた。この日は巨人OBで米ヤンキースなどでも活躍した松井秀喜氏(45)、高橋由伸前監督(44)が、日本テレビ系の地上派中継で初のダブル解説を務めた。
松井氏は「2人とも辞めたんだなという感じ。由伸はもう監督まで経験している。こうやってここに座るっていうのは、年を取ったということ」と言い、三回に二塁打で出塁した阿部に代走が送られると、「だいぶ早い交代ですね。ここに慎之助も呼びますか?」と笑いを誘う場面も。2016年から監督を務めた3年間で2、4、3位とリーグ優勝に届かなかった高橋前監督については「今は由伸が使った選手たちが躍動している。それが彼の功績」とフォローするなど、巨人の大勝に終始、上機嫌だった。