巨人首位独走に陰りで…原監督また“コーチ緊急配転”の吉凶

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 巨人がバタバタし始めた。2日からのDeNAとの首位攻防戦を前に、村田善則スコアラー室長(45)をスコアラー兼任の一軍ブルペンコーチとしてベンチ入りさせる緊急人事を発表。同日、球団が村田室長のコーチ登録をNPBに申請し、夜のナイターからユニホームを着て指導するという慌ただしさだ。

「これにより、5月31日に一軍に配置転換されたばかりの、三沢(興一投手コーチ=45)が再び二軍に戻ることになった。原監督の常套手段だ。前回監督時も、チーム状態が悪くなると、コーチを入れ替えた。2014年には『相手チームの主砲に打たれ過ぎ』と言って、シーズン中に当時の吉原バッテリーコーチを二軍の育成コーチに降格させている。翌15年にも『攻撃的にと言っているのに、あれでサードに行けない。コーチャーも簡単に止めるし、ランナーも当たり前のように止まる』と怒って、三塁コーチャーを勝呂内野守備走塁コーチから川相ヘッドコーチに代えたことがあった。14年はリーグ優勝したものの、15年は2位に終わってシーズン後に退任。配置転換がカンフル剤になることもあるけど、懲罰的人事にコーチ陣はピリピリしてチームの沈鬱ムードに拍車をかけることも少なくなかったね」(巨人OB)

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