ラグビー日本代表“第3の男” SH茂野が強豪南ア返り討ち誓う

公開日: 更新日:

 W杯日本大会の開幕(20日=ロシア戦)を控えたラグビーの日本代表が南アフリカとテストマッチを行う「リポビタンDチャレンジカップ」が6日、埼玉・熊谷ラグビー場で行われる。

 W杯前の最後のテストマッチを前に4日には、ジェイミー・ジョセフ・ヘッドコーチ(HC)からスタメンが発表され、SH(スクラムハーフ)には茂野海人(28)が名を連ねた。

 代表での経験豊富な田中史朗(34)、流大(27)を抑えての出場に「9番(SH)を背負うのはプレッシャーあるけど、出る限りは最高のパフォーマンスを発揮したい」と話した。

 大東文化大からトップリーグのNECに入社。2年目から定位置を確保したが、モチベーションの低下から一時は引退の2文字が頭をよぎった。15年W杯で日本が南アを下す世紀の番狂わせを演じたのを目の当たりにして、「やっぱりラグビーっていいもんだな」(茂野)と、再びスイッチが入ったという。

 今回の南アはW杯に向けた最終調整、前回のリベンジを果たすべくベストメンバーで臨んでくる。茂野は「臆することなく前半から仕掛けていきたい」と、強豪相手に返り討ちを誓った。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    さすがチンピラ政党…維新「国保逃れ」脱法スキームが大炎上! 入手した“指南書”に書かれていること

  2. 2

    国民民主党の支持率ダダ下がりが止まらない…ついに野党第4党に転落、共産党にも抜かれそうな気配

  3. 3

    ドジャース「佐々木朗希放出」に現実味…2年連続サイ・ヤング賞左腕スクーバル獲得のトレード要員へ

  4. 4

    来秋ドラ1候補の高校BIG3は「全員直メジャー」の可能性…日本プロ野球経由は“遠回り”の認識広がる

  5. 5

    ギャラから解析する“TOKIOの絆” 国分太一コンプラ違反疑惑に松岡昌宏も城島茂も「共闘」

  1. 6

    国分太一問題で日テレの「城島&松岡に謝罪」に関係者が抱いた“違和感”

  2. 7

    小林薫&玉置浩二による唯一無二のハーモニー

  3. 8

    脆弱株価、利上げ報道で急落…これが高市経済無策への市場の反応だ

  4. 9

    「東京電力HD」はいまこそ仕掛けのタイミング 無配でも成長力が期待できる

  5. 10

    日本人選手で初めてサングラスとリストバンドを着用した、陰のファッションリーダー