阪神ソラーテはもう解雇…広島に聞く“優良助っ人”の作り方

公開日: 更新日:

 広島OBでコーチ、編成部長などを歴任した川端順氏がこう言う。

「カープは、これはと目をつけた一人の選手を何年もかけて追いかけ、調査します。球団とスカウトが最も重視するのは『性格』と『態度』。その外国人選手が日本の野球をどう見ているか。その中でも広島という地方球団、日本や広島をリスペクトできて地方都市に順応できるか。ハングリー精神を持っているかが大事です」

■ローズ「ジャイアンツ大嫌い」で退団

 耳が痛いのは巨人も一緒だ。

 2005年にはクローザーとして期待されたミセリが4試合で防御率23・63の大不振。それでも「本人の同意なしに二軍に落とせない」という契約を理由にミセリが二軍落ちを拒否するなど、関係がもつれ、球団史上最速で4月19日に退団となった。直後に家族と浅草観光を楽しむオマケつきだった。同じ05年にはローズが弘田コーチに緩慢な守備をとがめられて激高。「ジャイアンツ大嫌い」と不満をブチまけて退団した。15年に途中加入したフランシスコは拙守と不振で出場はわずか5試合。二軍では練習拒否を繰り返すなど素行の悪さが問題となり、当時の原沢GMが引責辞任する事態に発展した。昨年はゲレーロが当時の高橋由伸監督との面談を拒否する騒動があった。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    永野芽郁は疑惑晴れずも日曜劇場「キャスター」降板回避か…田中圭・妻の出方次第という見方も

  2. 2

    紗栄子にあって工藤静香にないものとは? 道休蓮vsKōki,「親の七光」モデルデビューが明暗分かれたワケ

  3. 3

    「高島屋」の営業利益が過去最高を更新…百貨店衰退期に“独り勝ち”が続く背景

  4. 4

    「たばこ吸ってもいいですか」…新規大会主催者・前澤友作氏に問い合わせて一喝された国内男子ツアーの時代錯誤

  5. 5

    かつて控えだった同級生は、わずか27歳でなぜPL学園監督になれたのか

  1. 6

    永野芽郁×田中圭「不倫疑惑」騒動でダメージが大きいのはどっちだ?

  2. 7

    佐々木朗希「スライダー頼み」に限界迫る…ドジャースが見込んだフォークと速球は使い物にならず

  3. 8

    第3の男?イケメン俳優が永野芽郁の"不倫記事"をリポストして物議…終わらない騒動

  4. 9

    風そよぐ三浦半島 海辺散歩で「釣る」「食べる」「買う」

  5. 10

    永野芽郁がANNで“二股不倫”騒動を謝罪も、清純派イメージ崩壊危機…蒸し返される過去の奔放すぎる行状