2年連続パV逸&契約満了も…ソフトB工藤監督“続投”の裏事情

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■「今はそのタイミングじゃない」

ソフトバンクは前年日本一になるも、この年はまさかのV逸で2位。日本シリーズにも出られなかった。主砲のイ・デホがメジャー移籍した事情があるにせよ、シーズン中は猫の目打線、継投ミス、采配で落とした試合が少なくなかった。その結果、日本ハムに最大11・5ゲーム差をつけながら逆転Vを許した。それで球団は14年まで指揮を執っていた秋山前監督に『復帰』を打診したというウワサがあるのです。秋山さんは監督復帰に色気を持っているが、その時は悩んだ末に『今はそのタイミングじゃない』と断ったと聞いている。Aクラス入りした監督を任期途中で解任した上に前任者が復帰では、まるで秋山さんが追い出したように思われる……という理由でした」

 その後は17、18年と2年連続日本一。昨年はV逸も“帳尻を合わせた”ことで、球団もクビを切りにくくなった。

 巨人との日本シリーズはダイエー時代の00年以来。工藤監督は後顧の憂いもなく、チームの指揮に専念できそうだ。

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