2年連続パV逸&契約満了も…ソフトB工藤監督“続投”の裏事情

公開日: 更新日:

■「今はそのタイミングじゃない」

ソフトバンクは前年日本一になるも、この年はまさかのV逸で2位。日本シリーズにも出られなかった。主砲のイ・デホがメジャー移籍した事情があるにせよ、シーズン中は猫の目打線、継投ミス、采配で落とした試合が少なくなかった。その結果、日本ハムに最大11・5ゲーム差をつけながら逆転Vを許した。それで球団は14年まで指揮を執っていた秋山前監督に『復帰』を打診したというウワサがあるのです。秋山さんは監督復帰に色気を持っているが、その時は悩んだ末に『今はそのタイミングじゃない』と断ったと聞いている。Aクラス入りした監督を任期途中で解任した上に前任者が復帰では、まるで秋山さんが追い出したように思われる……という理由でした」

 その後は17、18年と2年連続日本一。昨年はV逸も“帳尻を合わせた”ことで、球団もクビを切りにくくなった。

 巨人との日本シリーズはダイエー時代の00年以来。工藤監督は後顧の憂いもなく、チームの指揮に専念できそうだ。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    長嶋一茂は“バカ息子落書き騒動”を自虐ネタに解禁も…江角マキコはいま何を? 第一線復帰は?

  2. 2

    巨人vs阪神またもドラフト場外戦勃発!1巡目指名8年で5回モロかぶり…中日とヤクルトも参戦か

  3. 3

    叱責、鉄拳、罰金…試練の日々で星野監督よりも「怖かった人」

  4. 4

    高市早苗氏は総裁選“決選投票”にも残らない? 完全裏目の「鹿スピーチ」でまさかの大失速

  5. 5

    崖っぷち渋野日向子に「日本人キャディーと縁を切れ」の声…外国人起用にこれだけのメリット

  1. 6

    「時代に挑んだ男」加納典明(46)“吉永小百合論”、「偏見に満ちているかもしれない。でも、それでいい」

  2. 7

    ドジャース佐々木朗希にリリーバーとしての“重大欠陥”…大谷とは真逆の「自己チューぶり」が焦点に

  3. 8

    「サナエノミクス」が苦しい家計に追い打ち! 物価高ガン無視で“利上げ牽制→インフレ加速”のトンチンカン

  4. 9

    巨人・岡本和真がビビる「やっぱりあと1年待ってくれ」…最終盤に調子を上げてきたワケ

  5. 10

    新庄監督の去就は“白紙”と強調…日本ハム井川伸久オーナー意味深発言の真意