楽天新監督に三木氏 石井GM絶賛の育成とマネジメント能力

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「監督ということで、これから多くのことを求められると思いますし、覚悟を持って立ち向かっていこうと思います」

 14日、楽天の三木肇新監督(42)が楽天生命パーク宮城での就任会見でこう意気込み、同日スタートした秋季練習で早速、指揮を執った。

 昨オフ、ヤクルト二軍チーフコーチから楽天二軍監督に就任。今季は就任1年目で球団初のイースタン・リーグ優勝に導いた。楽天OBが言う。

「育成がメインの二軍で、育てながら勝つことにこだわった。実戦を通じて選手の意識を高めようと、試合後はミーティングを重視。ときに20分以上、選手と向き合い、自身の考え方を伝え、さらに就任1年目ということもあり、その考えが一方通行にならないよう、自身の考えが選手たちに伝わっているかどうか、対話を重ねて確認作業を続けたそうです」

 三木監督は楽天の二軍監督のオファーが来た際、「新しい世界、やってみないと見えないものがある」と決断し、新天地に飛び込んだという。一軍監督の打診を受け、「いろいろ思うこともあった」と吐露していたが、石井GMの熱意はもちろん、自身のトライ精神も背中を押したのだろう。

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