楽天新監督に三木氏 石井GM絶賛の育成とマネジメント能力

公開日: 更新日:

「監督ということで、これから多くのことを求められると思いますし、覚悟を持って立ち向かっていこうと思います」

 14日、楽天の三木肇新監督(42)が楽天生命パーク宮城での就任会見でこう意気込み、同日スタートした秋季練習で早速、指揮を執った。

 昨オフ、ヤクルト二軍チーフコーチから楽天二軍監督に就任。今季は就任1年目で球団初のイースタン・リーグ優勝に導いた。楽天OBが言う。

「育成がメインの二軍で、育てながら勝つことにこだわった。実戦を通じて選手の意識を高めようと、試合後はミーティングを重視。ときに20分以上、選手と向き合い、自身の考え方を伝え、さらに就任1年目ということもあり、その考えが一方通行にならないよう、自身の考えが選手たちに伝わっているかどうか、対話を重ねて確認作業を続けたそうです」

 三木監督は楽天の二軍監督のオファーが来た際、「新しい世界、やってみないと見えないものがある」と決断し、新天地に飛び込んだという。一軍監督の打診を受け、「いろいろ思うこともあった」と吐露していたが、石井GMの熱意はもちろん、自身のトライ精神も背中を押したのだろう。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース佐々木朗希に向けられる“疑いの目”…逃げ癖ついたロッテ時代はチーム内で信頼されず

  2. 2

    ドジャース佐々木朗希の離脱は「オオカミ少年」の自業自得…ロッテ時代から繰り返した悪癖のツケ

  3. 3

    ドジャース佐々木朗希「今季構想外」特別待遇剥奪でアリゾナ送還へ…かばい続けてきたロバーツ監督まで首捻る

  4. 4

    中日・中田翔がいよいよ崖っぷち…西武から“問題児”佐藤龍世を素行リスク覚悟で獲得の波紋

  5. 5

    西武は“緩い”から強い? 相内3度目「対外試合禁止」の裏側

  1. 6

    「1食228円」に国民激怒!自民・森山幹事長が言い放った一律2万円バラマキの“トンデモ根拠”

  2. 7

    “貧弱”佐々木朗希は今季絶望まである…右肩痛は原因不明でお手上げ、引退に追い込まれるケースも

  3. 8

    辞意固めたか、国民民主党・玉木代表…山尾志桜里vs伊藤孝恵“女の戦い”にウンザリ?

  4. 9

    STARTO社の新社長に名前があがった「元フジテレビ専務」の評判…一方で「キムタク社長」待望論も

  5. 10

    注目集まる「キャスター」後の永野芽郁の俳優人生…テレビ局が起用しづらい「業界内の暗黙ルール」とは