白鵬の夢「親方」に黄信号 日本国籍取得でも残る3つの障害

公開日: 更新日:

 自身令和初、そして日本国籍を取得して初めての賜杯とあって、口もなめらかだった。

 11月場所で、43回目の優勝を飾った横綱白鵬(34)。25日の一夜明け会見ではさらなる目標を聞かれ、一度は「45回」と答えたものの、すぐに撤回。

「50回かな。2年後か3年後かはわからないけど、東京五輪は越すな」

 と、大言壮語だった。

 同日行われた横綱審議委員会では、12日目の遠藤戦で繰り出した右のエルボーについて「見苦しい」という意見が出たが、それもどこ吹く風だ。

 今年9月には念願の日本国籍を取得。引退後は晴れて親方になれることが決定し、後顧の憂いもない――と、白鵬は思い込んでいるに違いない。以前は「銀座にガラス張りの部屋をつくる」と豪語したこともある。しかし、そもそも引退後は親方になれると決まったわけじゃない。日本国籍の保有は、親方資格のひとつにすぎないからだ。

■一代年寄は絶望的

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人がもしFA3連敗ならクビが飛ぶのは誰? 赤っ恥かかされた山口オーナーと阿部監督の怒りの矛先

  2. 2

    大山悠輔が“巨人を蹴った”本当の理由…東京で新居探し説、阪神に抱くトラウマ、条件格差があっても残留のまさか

  3. 3

    悠仁さまの筑波大付属高での成績は? 進学塾に寄せられた情報を総合すると…

  4. 4

    大山悠輔に続き石川柊太にも逃げられ…巨人がFA市場で嫌われる「まさかの理由」をFA当事者が明かす

  5. 5

    織田裕二がフジテレビと決別の衝撃…「踊る大捜査線」続編に出演せず、柳葉敏郎が単独主演

  1. 6

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 7

    ヤクルト村上宗隆と巨人岡本和真 メジャーはどちらを高く評価する? 識者、米スカウトが占う「リアルな数字」

  3. 8

    どうなる?「トリガー条項」…ガソリン補助金で6兆円も投じながら5000億円の税収減に難色の意味不明

  4. 9

    「天皇になられる方。誰かが注意しないと…」の声も出る悠仁さまの近況

  5. 10

    タイでマッサージ施術後の死亡者が相次ぐ…日本の整体やカイロプラクティック、リラクゼーションは大丈夫か?