羽生 頂上決戦で優勝狙うもリンク外の収入はチェンに軍配

公開日: 更新日:

 フィギュアスケートのグランプリ(GP)ファイナル(イタリア・トリノ)で、優勝を争う男子の2強が、リンク外でも好勝負を展開している。

 ネイサン・チェン(20=米国)、羽生結弦(25)とも、男子フィギュアを代表する稼ぎ頭として知られるが、リンク外の収入では米国人スケーターに軍配が上がる。

 チェンは昨年の平昌五輪前から、多くのスポンサー企業が付き、食品メーカーや航空会社など、7社のイメージキャラクターを務めている。複数の米メディアの報道を総合すると、昨年は5億円を超える収入があった。ウインタースポーツが盛んで、高給取りが少なくない米国でも、チェンの稼ぎは上位にランクされ、年収5億円は今年2月に引退したアルペンスキー元女王リンゼイ・ボン(35)に匹敵する額だという。

 一方の羽生は、複数社のCMに起用されるなど、チェン同様、スポンサー企業に恵まれているものの、収入はライバルには及ばない。

「羽生はチェンとは異なり、1社当たりのスポンサー料金が抑えられている。露出度は高い割に米国の冬季競技の選手ほど、収入があるわけではなく、4億円程度とみられている」とはスケート関係者だ。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    名球会入り条件「200勝投手」は絶滅危機…巨人・田中将大でもプロ19年で四苦八苦

  2. 2

    永野芽郁に貼られた「悪女」のレッテル…共演者キラー超えて、今後は“共演NG”続出不可避

  3. 3

    落合監督は投手起用に一切ノータッチ。全面的に任せられたオレはやりがいと緊張感があった

  4. 4

    07年日本S、落合監督とオレが完全試合継続中の山井を八回で降板させた本当の理由(上)

  5. 5

    巨人キャベッジが“舐めプ”から一転…阿部監督ブチギレで襟を正した本当の理由

  1. 6

    今思えばあの時から…落合博満さんが“秘密主義”になったワケ

  2. 7

    巨人・田中将大が好投しても勝てないワケ…“天敵”がズバリ指摘「全然悪くない。ただ…」

  3. 8

    高市早苗氏が必死のイメチェン!「裏金議員隠し」と「ほんわかメーク」で打倒進次郎氏にメラメラ

  4. 9

    世界陸上「前髪あり」今田美桜にファンがうなる 「中森明菜の若かりし頃を彷彿」の相似性

  5. 10

    三角関係報道で蘇った坂口健太郎の"超マメ男"ぶり 永野芽郁を虜…高畑充希の誕生日に手渡した大きな花束