昌子の古巣G大阪入り秒読み 東京五輪OA枠候補も続々J復帰

公開日: 更新日:

「昌子=鹿島のイメージが強いが、もともと関西の出身でG大阪のジュニアユースのOBですからね。移籍交渉はスムーズに進むでしょう。G大阪は昨シーズン7位に終わって4年連続タイトルなし。今季はDF金英権が韓国代表の日程でチームを離れたり、DF三浦弦太に欧州からのオファーも予想されている。DF不足を想定して昌子の補強は必要不可欠です。2019年1月にフランスに渡って途中入団ながら(残り)18試合にフル出場した。昌子にしても今季は足首などケガに悩まされて昨年9月以来、試合出場ゼロが続いている。ロシアW杯の輝きを取り戻すためにも心機一転、Jリーグ復帰はベストの選択でしょう」(マスコミ関係者)

 それともうひとつ。昌子のJ復帰には、五輪代表OA枠に入って東京五輪に出場するという意味合いが含まれている。これからコンディションがどんなに良化したとしても、戦力としてカウントされていないトゥールーズでは出番に恵まれず、そうなると試合勘などの関係から森保監督のOA枠構想から外れてしまうことになる。 

 住み慣れた日本に帰国し、心身ともにベストの状態を取り戻し、Jリーグで好パフォーマンスを発揮して森保監督にアピールする。これこそが、今の昌子にとって大事なことなのである。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    新生阿部巨人は早くも道険し…「疑問残る」コーチ人事にOBが痛烈批判

  2. 2

    大谷翔平は米国人から嫌われている?メディアに続き選手間投票でもMVP落選の謎解き

  3. 3

    阿部巨人V逸の責任を取るのは二岡ヘッドだけか…杉内投手チーフコーチの手腕にも疑問の声

  4. 4

    大谷翔平の来春WBC「二刀流封印」に現実味…ドジャース首脳陣が危機感募らすワールドシリーズの深刻疲労

  5. 5

    巨人桑田二軍監督の“排除”に「原前監督が動いた説」浮上…事実上のクビは必然だった

  1. 6

    阪神の日本シリーズ敗退は藤川監督の“自滅”だった…自軍にまで「情報隠し」で選手負担激増の本末転倒

  2. 7

    維新・藤田共同代表にも「政治とカネ」問題が直撃! 公設秘書への公金2000万円還流疑惑

  3. 8

    35年前の大阪花博の巨大な塔&中国庭園は廃墟同然…「鶴見緑地」を歩いて考えたレガシーのあり方

  4. 9

    米国が「サナエノミクス」にNO! 日銀に「利上げするな」と圧力かける高市政権に強力牽制

  5. 10

    世界陸上「前髪あり」今田美桜にファンがうなる 「中森明菜の若かりし頃を彷彿」の相似性