ヤクルト奥川が恐れる首脳陣の「じっくり→なる早」変心

公開日: 更新日:

 自主トレ中、昨年から抱えていた右肘の炎症が完治していないことが発覚したヤクルトドラフト1位ルーキー・奥川恭伸(星稜)。

 キャンプは二軍スタート。炎症がなくなるまではノースローで調整することが決まっている。

 首脳陣はしかし、スロー調整を貫けるか。

 キャンプも中盤を過ぎれば、本格的な実戦に移行する。昨季のチーム防御率4・78が12球団ワーストだった脆弱な投手陣が好スタートを切ればともかく、そうなる保証はどこにもない。

 オフに先発候補の新外国人であるイノーア(26=前オリオールズ)とクック(29=前ダイヤモンドバックス傘下3A)を獲得。投手陣の新たな女房役として嶋(35=前楽天)を補強した。が、新外国人は期待できても計算が立たないし、嶋ひとりで投手陣が劇的に変わるとは思えない。問題は投手陣に再建のメドが立たなかったときだ。

 今年からチームの指揮を執る高津監督は奥川について、ドラフト当日にこう言っていた。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾

  2. 2

    マエケンは「田中将大を反面教師に」…巨人とヤクルトを蹴って楽天入りの深層

  3. 3

    ドジャース首脳陣がシビアに評価する「大谷翔平の限界」…WBCから投打フル回転だと“ガス欠”確実

  4. 4

    SBI新生銀が「貯金量107兆円」のJAグループマネーにリーチ…農林中金と資本提携し再上場へ

  5. 5

    阿部巨人に大激震! 24歳の次世代正捕手候補がトレード直訴の波紋「若い時間がムダになっちゃう」と吐露

  1. 6

    陰謀論もここまで? 美智子上皇后様をめぐりXで怪しい主張相次ぐ

  2. 7

    白木彩奈は“あの頃のガッキー”にも通じる輝きを放つ

  3. 8

    渋野日向子の今季米ツアー獲得賞金「約6933万円」の衝撃…23試合でトップ10入りたった1回

  4. 9

    12.2保険証全面切り替えで「いったん10割負担」が激増! 血税溶かすマイナトラブル“無間地獄”の愚

  5. 10

    日本相撲協会・八角理事長に聞く 貴景勝はなぜ横綱になれない? 貴乃花の元弟子だから?