著者のコラム一覧
元川悦子サッカージャーナリスト

1967年7月14日生まれ。長野県松本市出身。業界紙、夕刊紙を経て94年にフリーランス。著作に「U―22」「黄金世代―99年ワールドユース準優勝と日本サッカーの10年 (SJ sports)」「「いじらない」育て方~親とコーチが語る遠藤保仁」「僕らがサッカーボーイズだった頃2 プロサッカー選手のジュニア時代」など。

コロナ禍での中断延長に揺れるJリーグを緊急探訪【清水】

公開日: 更新日:

地元全体が“サッカーのある日常”を取り戻したい

 新型コロナウイルスの感染拡大でJリーグが中断期間に入って約1カ月。サッカーの町・清水は公式戦のない寂寥感に包まれている。

 今季就任したクラモフスキー監督も「ファンが練習を見に来れなくなり、彼らと会えなくて非常に残念」と顔を曇らせた。2月25日の最初の休止決定を機に多くのクラブが一般の練習見学を取り止めたが、清水は3月14日まで通常通りの対応を続けていた。だが、12日に清水市内で60代女性の感染が発覚したことでクラブ側としても、見学禁止に踏み切らざるを得なかった。「早く公式戦が再開されてゴールを決める姿を見てほしい」と元北朝鮮代表のベテランFW鄭大世も苦しい胸の内を明かした。

 3月の三連休中日の21日。世界遺産の三保松原や三保マリーナ、東海大学三保水族館に近い清水の練習場は、休日とは思えないほど閑散としていた。普段なら熱狂的サポーターが観客席から選手の一挙手一投足を見つめているのだが、その姿はどこにも見られなかった。清水駅寄りにあるエスパルスドリームプラザのスポーツ店も人影はまばらだった。

「1月の高校サッカー選手権で静岡学園が優勝した時、2月23日のJ1開幕のFC東京戦の時なんかは、大勢の人がテレビの前に集まって盛り上がりました。それが今、試合がないのでお客さんも減っている。『練習場に行けなくなった』とボヤく人も多い。この町にはエスパルスが生きがいの人も沢山いるので、早く元の姿に戻ってほしい」と店員も苦渋の表情を浮かべていた。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「おい、おまえ、生意気なんだよ」 野村監督は俺の挨拶を“ガン無視”、暴れたろうかと考えた

  2. 2

    佐々木朗希いったい何様? ロッテ球団スタッフ3人引き抜きメジャー帯同の波紋

  3. 3

    スピードスケート引退・高木美帆にオランダが舌なめずり “王国復権の切り札”として白羽の矢

  4. 4

    長澤まさみの身長は本当に公称の「169センチ」か? 映画「海街diary」の写真で検証

  5. 5

    ブチ切れ高市首相が「誤報だ!」連発 メディア、官邸、自民党内…渡る政界は「敵ばかり」の自業自得

  1. 6

    樹木希林に不倫を暴露された久世光彦

  2. 7

    ドジャース佐々木朗希またも“自己中発言”で捕手批判? 露呈した「人間性の問題」は制球難より深刻

  3. 8

    自転車の「ハンドサイン」が片手運転ではとSNSで物議…4月1日適用「青切符」では反則金5000円

  4. 9

    【独自】急死の中山美穂さん“育ての親”が今朝明かしたデビュー秘話…「両親に立派な家を建ててあげたい!」

  5. 10

    柳楽優弥「九条の大罪」23歳新人が大バズり! 配信ドラマに才能流出→地上波テレビの“終わりの始まり”