コロナ禍で延期続き日銭入らず…J“貧乏クラブ”の阿鼻叫喚

公開日: 更新日:

 新型コロナウイルス禍で延期が続くJリーグに17日、衝撃が走った。JFA(日本サッカー協会)の田嶋幸三会長(62)がコロナ感染者であることが発覚したのだ。サッカー界トップの感染発覚で「数カ月は再開が延びた」と話す関係者もいる。欧州では最も感染者の多いイタリアをはじめ、スペイン、イングランド、ドイツ、フランスの5大リーグの休止が決まっている。

 Jリーグは当初、3月18日に再開される予定だったが、プロ野球・Jリーグの対策連絡会議の第3回会合が終わった時点で再開は<4月3日>に再設定されていた。

 アメリカの某シンクタンクが<最善でも日本13万人、中国280万人、アメリカ24万人……世界で計1518万人の死亡者が出る>という試算を発表。世界中に大きなショックを与えた。

「Jリーグが延期されている間、練習をファンに公開する、しない、報道陣の取材はOK、NGなど、対応は各クラブの判断に任されている。清水のように延期後も全公開だったクラブもあれば、横浜FCのようにコロナウイルスが流行し始めた2月上旬に全面禁止とまちまち。いずれにしても日に日に取材制限が厳しくなっている。たとえば、横浜Mは公開から、取材は1週間に2回となり、さらに完全シャットアウトまで拡大された。新型コロナウイルスの終息が予測できない状況にあってJ各クラブは、経済的な不安にも直面している」(サッカー関係者)

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    世良公則氏やラサール石井氏らが“古希目前”で参院選出馬のナゼ…カネと名誉よりも大きな「ある理由」

  2. 2

    新横綱・大の里の筆頭対抗馬は“あの力士”…過去戦績は6勝2敗、幕内の土俵で唯一勝ち越し

  3. 3

    年収1億円の大人気コスプレーヤーえなこが“9年間自分を支えてくれた存在”をたった4文字で表現

  4. 4

    浜田省吾の父親が「生き地獄」の広島に向ったA.A.B.から80年

  5. 5

    山尾志桜里氏は出馬会見翌日に公認取り消し…今井絵理子、生稲晃子…“芸能界出身”女性政治家の醜聞と凄まじい嫌われぶり

  1. 6

    「徹子の部屋」「オールナイトニッポン」に出演…三笠宮家の彬子女王が皇室史を変えたワケ

  2. 7

    “お荷物”佐々木朗希のマイナー落ちはド軍にとっても“好都合”の理由とは?

  3. 8

    ドジャース佐々木朗希 球団内で「不純物認定」は時間の問題?

  4. 9

    くら寿司への迷惑行為 16歳少年の“悪ふざけ”が招くとてつもない代償

  5. 10

    フジ親会社・金光修前社長の呆れた二枚舌…会長職辞退も「有酬アドバイザー」就任の不可解