居座り白鵬“合法的休場”で狙う連続V…5月場所中止の現実味

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 歴代横綱の引退パターンは主に2つある。千代の富士のように周囲から「まだ相撲は取れるじゃないか」と惜しまれながら、「体力、気力の限界」と引き際を見極めるのがひとつ。

 8場所連続休場の稀勢の里(現荒磯親方)や7場所連続休場の貴乃花のようにケガでボロボロになりながらも、もがき、最終的に力尽きるというケースのどちらかだ。

 白鵬のそれはどちらにも当てはまらない。自身の延命のために本場所を放り出している、と角界ではもっぱら。直近では昨年11月場所で優勝し、今年1月場所は途中休場。この場所では序盤で連敗すると、他の部屋の力士が白鵬の付け人の元に飛んできて、「休場するの?」と支度部屋で人目もはばからずに聞いたくらいだ。

 5月場所中止なら、休場も何もない。ファンから白い目で見られることもなく、7月場所に向けての調整に専念できる。

 今から「7月場所の優勝インタビューでは何を言おうか」と考えていたとしても、なんら不思議じゃない。

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