巨人2年目の山下は開幕レギュラーも…「丸2世」と恩師評価

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 今年1月のスタッフ会議後には原監督に正一塁手候補として名前を挙げられた。それでも昨年12月に台湾で行われたウインターリーグで故障した右太もも裏の肉離れが完治せず、今春のキャンプはリハビリ組となっていた。今月13日に一軍練習に合流している。

 内田氏が続ける。

「これはファームの方針でもありますが、先輩の丸のように試合中もメモを取っている。私が山下にティー打撃のトスを上げていると、トップの位置、タイミングを取る際の足の上げ方、相手がクイックの時はどう待った方がいいかなど、質問が止まらない。高卒1年目の選手はなかなかできないことです。聞いた後は黙々と反復練習をしていて、どこか若い頃の丸に似ている気がします。心配なのは、うまくなりたいと貪欲な分、人の意見を聞き過ぎて、自分の長所を見失ってしまうことくらいでしょうか」

 10代で開幕スタメンを勝ち取れば、巨人では2008年の坂本以来。育成出身ではプロ野球史上初の快挙へ、巨人に新星が現れた。

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