コロナ入院から復帰即適時打…巨人坂本の危険な見切り発車

公開日: 更新日:

 巨人坂本勇人(31)がブランクを感じさせない打撃を見せた。

 16日、楽天との二軍の練習試合で実戦復帰。1番・DHで出場すると、二回の第2打席で中前へ適時打を放つなど3打数1安打1打点だった。

 新型コロナウイルスの陽性判定を受け、無症状ながら10日間の入院生活を経て、12日に退院していた。久しぶりの実戦で存在感を見せたが、坂本は「打つのは問題ないが、守備の動きは切り返しとかこれから確認することがある。確認しながら守備に就けるように調整していく」とコメント。19日に迫った開幕戦のスタメン出場は難しいかもしれない。

 原監督はヤキモキしている。なにせ昨季のセ・リーグMVP男。40本塁打をマークした打線の軸として、守りの要として、さらに主将として、チームのまとめ役も担っている。いるといないとでは、他球団へのプレッシャーは大違い。代わりのいない存在で、原監督が掲げる「開幕ダッシュ」に必要な選手なのは間違いない。

「原監督は坂本が入院期間中も『元気なのに……』と恨み節でしたから、使いたくてウズウズしているのが本音。『本人に任せている』と言うが、2カード目の23日からの広島戦は昨季の打率・340と相性が良く、そこまでには一軍に合流できるのではないか」(チーム関係者)

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