ヤクルト奥川に周囲驚愕 修正能力&野球脳は高卒新人離れ

公開日: 更新日:

 順調に調整を進めているようだ。ヤクルトドラフト1位・奥川恭伸(星稜)が30日のロッテ二軍戦に今季2度目の先発。前回登板と同様、1イニングを投げて無失点。最速154キロをマークし、1つの三振を奪った。

 1学年上で2018年のU18で同じ釜の飯を食った藤原を145キロのフォークで二ゴロに打ち取るなどしたが、「内容はまだまだという感じ。変化球が抜けてとか、2ストライクに追い込んでから思ったところに投げ切れなかった」と反省した。

 この日は、2番・平沢を迎えた場面で降雨中断があった。

「(その間に)変化球がちょっと抜けていたので、(小野寺投手コーチから)アドバイスとかありましたけど、そこでも修正できなかったというのが今日の反省点かなと思う」と話した奥川だったが、チーム内では、高卒新人離れした修正能力の高さや野球頭脳を評価する声が少なくない。

「高卒新人といえば、ただガムシャラに投げることが多いですが、奥川はそうではありません」とヤクルトOBが続ける。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    カーリング女子フォルティウス快進撃の裏にロコ・ソラーレからの恩恵 ミラノ五輪世界最終予選5連勝

  2. 2

    南原清隆「ヒルナンデス」終了報道で心配される“失業危機”…内村光良との不仲説の真相は?

  3. 3

    契約最終年の阿部巨人に大重圧…至上命令のV奪回は「ミスターのために」、松井秀喜監督誕生が既成事実化

  4. 4

    「対外試合禁止期間」に見直しの声があっても、私は気に入っているんです

  5. 5

    高市政権「調整役」不在でお手上げ状態…国会会期末迫るも法案審議グダグダの異例展開

  1. 6

    円満か?反旗か? 巨人オコエ電撃退団の舞台裏

  2. 7

    不慮の事故で四肢が完全麻痺…BARBEE BOYSのKONTAが日刊ゲンダイに語っていた歌、家族、うつ病との闘病

  3. 8

    箱根駅伝3連覇へ私が「手応え十分」と言える理由…青学大駅伝部の走りに期待して下さい!

  4. 9

    「日中戦争」5割弱が賛成 共同通信世論調査に心底、仰天…タガが外れた国の命運

  5. 10

    近藤真彦「合宿所」の思い出&武勇伝披露がブーメラン! 性加害の巣窟だったのに…「いつか話す」もスルー