ウィーラー&高梨に続き オコエが楽天トレード“三の矢”に?

公開日: 更新日:

■環境を変えたがっている

 そんな中、他球団の間では、「楽天はさらにトレードを行う可能性がある」との声がある。ある球団の編成担当がこう言う。

「石井GMは18年8月に就任して以降、8件のトレードを成立させている。今年はコロナ特例でトレード期限が9月末まで延長。チームは首位を走り、優勝を狙える位置にいるだけに、不安を抱える先発投手や捕手などを穴埋めしたいところですから」

 では、楽天は誰を放出し、誰を狙うのか。前出の編成担当は、「他球団が関心を持っているのは、高卒5年目の外野手・オコエ(22)です」と、こう続ける。

「楽天の外野陣は、ブラッシュ、島内、辰己がいて、主に指名打者で起用されているロメロも右翼を守れる。大卒2年目の小郷も成長を見せ、18年新人王の田中が二軍暮らしという状況。オコエは今季は二軍でも打率・188(14日現在)と結果を残しておらず、一軍に割って入るのは容易ではないでしょう。とはいえ、走攻守ともに潜在能力が高く、関東一高時代には甲子園やU18で活躍、知名度もある。環境が変われば一皮剥ける可能性はありますし、オコエ自身も環境を変えたがっていると聞いています」

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    阿部巨人V逸の責任を取るのは二岡ヘッドだけか…杉内投手チーフコーチの手腕にも疑問の声

  2. 2

    巨人・桑田二軍監督の電撃退団は“事実上のクビ”…真相は「優勝したのに国際部への異動を打診されていた」

  3. 3

    クマ駆除を1カ月以上拒否…地元猟友会を激怒させた北海道積丹町議会副議長の「トンデモ発言」

  4. 4

    巨人桑田二軍監督の“排除”に「原前監督が動いた説」浮上…事実上のクビは必然だった

  5. 5

    クマ駆除の過酷な実態…運搬や解体もハンター任せ、重すぎる負担で現場疲弊、秋田県は自衛隊に支援要請

  1. 6

    露天風呂清掃中の男性を襲ったのは人間の味を覚えた“人食いクマ”…10月だけで6人犠牲、災害級の緊急事態

  2. 7

    高市自民が維新の“連立離脱”封じ…政策進捗管理「与党実務者協議体」設置のウラと本音

  3. 8

    阪神「次の二軍監督」候補に挙がる2人の大物OB…人選の大前提は“藤川野球”にマッチすること

  4. 9

    恥辱まみれの高市外交… 「ノーベル平和賞推薦」でのトランプ媚びはアベ手法そのもの

  5. 10

    引退の巨人・長野久義 悪評ゼロの「気配り伝説」…驚きの証言が球界関係者から続々