朝乃山が取り直し波乱も9連勝 新大関が破る2つのジンクス

公開日: 更新日:

 何とか勝ちを拾った。

 27日、朝乃山(26)が取り直しの末、隠岐の海を撃破。最初の一番は土俵際に追い詰められ、逆転を狙った投げを打つも同体。次の一番も苦戦しながら、タイミングよく上手投げが決まった。

 これで白鵬とともに無傷の9連勝。優勝争いの先頭をひた走っている。

 俗に「新大関は好成績を残しにくい」と言われている。最近でも貴景勝栃ノ心が新大関の土俵でケガをし、途中休場。高安も9勝6敗だった。あれだけ強い関脇が大関になった途端……というのは、角界では珍しくない。

「言い方は悪いが、朝乃山は新型コロナが追い風になっている」と、ある親方が続ける。

「大関に昇進すると各地のイベントやテレビ出演、挨拶回りなどで多忙になりがちです。稽古の時間をつくるのが精いっぱいで自分の時間がなくなり、精神的に参ってしまう。さらに報道陣が連日押し寄せ、『新大関として……』『新大関の相撲を……』なんて質問を毎日される。嫌でも意識してしまいますよ。そうしたことが、今回のコロナ禍で全部吹っ飛んだ。稽古に集中できただろうし、3月場所で大関に昇進して4カ月も経っているので、心構えという意味で腰も据わったでしょう」

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    東大出身の小林政調会長は日本史を学ぶべき「2600年以上続く男系継承」は歴史なのか神話なのか…皇室典範改正で浮かんだ疑問

  2. 2

    松尾雄治さん(1)ゴルフ場で意識を失う…「気が付いたら病院のベッドでした」

  3. 3

    国民も気づき始めた皇室典範改正のおかしさ 「愛子天皇」潰しに抗議する市民デモが国会を取り囲む?

  4. 4

    麻生太郎が「皇室典範」改正を急ぐ理由は…“日本会議の30年の集い”に間に合わせたいから

  5. 5

    今も続く「皇室典範」は出来の悪い法律…男の側に不妊の原因を求める発想がなかった時代の産物だ

  1. 6

    不振続く和久田麻由子「news LOG」 M!LK曽野舜太の出演は「毒まんじゅう」か「良薬」か

  2. 7

    高市首相は今の天皇や上皇が嫌で嫌でならない 保守派のホンネは天皇制「崇拝」ではなく「衰退」

  3. 8

    矢地祐介との破局報道から1年超…川口春奈「お誘いもない」プライベートに「庶民と変わらない」と共感殺到

  4. 9

    麻生副総裁への飛び火を防ぐため? 福岡県議会の議長ポスト金銭授受疑惑に自民党本部の後手

  5. 10

    新垣結衣は芸能界から引退するのか? 相次ぐCM降板と夫・星野源の紅白連続出場ストップの余波