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春日良一五輪アナリスト

長野県出身。上智大学哲学科卒。1978年に日本体育協会に入る。89年に新生JOCに移り、IOC渉外担当に。90年長野五輪招致委員会に出向、招致活動に関わる。95年にJOCを退職。スポーツコンサルティング会社を設立し、代表に。98年から五輪批評「スポーツ思考」(メルマガ)を主筆。https://genkina-atelier.com/sp/

10.10の雨に思う…東京五輪2020は遺産を破壊する行為では

公開日: 更新日:
「世界選手権を日本にもってきたい」とコーツ世界陸連会長(代表撮影)

 今年の10月10日、東京は雨が降り続いた。1964年の同日、世界中の晴天を集めたような東京の空の下、5151人の世界の若人が国立競技場に集まった。スポーツが平和な世界をつくる夢が実現したこの日を記念して「体育の日」が設けられた。以降、体育の日は、おおむね天気に恵まれた。しかし、… 

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