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安倍昌彦スポーツライター

1955年、宮城県生まれ。早大卒。アマ時代に捕手としてプレーした経験を生かし、ドラフト候補のボールを実際に受けて取材するスタイルを確立。通称「流しのブルペン捕手」。自身が責任編集を務める雑誌「野球人」を始め、著書、寄稿は多数。

ドラ1は確実 福岡大大濠・山下舜平大の直球は“鉄球”の衝撃

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 しかし、どうだろう。

「飛び道具」を覚える前に、この未完の大器、笑いながら「160キロ」を投げてしまうのではないか。それは、165キロ、170キロの未体験ゾーンに臨む「余力」なのだ。

 世界中にはきっとすごいヤツが隠れているのだろうが、「人類最速」にエントリーできる可能性を秘めた人材がこの国にも現れた……。そこまでは言い切ってもよいのではないか。私は今、そう思っている。

山下舜平大(やました・しゅんぺいた)2002年7月16日、福岡県生まれ。189センチ、93キロ。右投げ右打ち。2019年春季九州大会ベスト8。

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