ソフトB余裕の“5人全員高校生指名” 本気で狙う巨人V9超え

公開日: 更新日:

“即戦力”の3文字には目もくれなかった。

 2015年以来となる「オール高校生」のドラフトとなったソフトバンク。1位で入札した近大・佐藤の交渉権を逃すと、外れ1位で井上(花咲徳栄)、笹川(横浜商=外野手)、牧原(日大藤沢=捕手)……など、高校生5人を指名した。つまり、ソフトバンクは「目先の戦力は不要」と言っているようなものだ。

【写真】この記事の関連写真を見る(14枚)

 あるパ球団の編成担当は「さすがの余裕ですね」と、こう続ける。

「高校生より大学・社会人の即戦力にタマが揃っていた。それに見向きもしないということは、当面は現有戦力で何とかなる、と判断したのでしょうね。ベテランがしのいでいる間に将来の中軸選手を育てるのは理想だが、言うはやすし。ソフトバンクはそれをシステム化し、軌道に乗せようとしている。長期的な黄金時代をつくって、巨人のV9を本気で超えるつもりじゃないですか」

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    武田鉄矢「水戸黄門」が7年ぶり2時間SPで復活! 一行が目指すは輪島・金沢

  2. 2

    生田絵梨花は中学校まで文京区の公立で学び、東京音大付属に進学 高3で乃木坂46を一時活動休止の背景

  3. 3

    未成年の少女を複数回自宅に呼び出していたSKY-HIの「年内活動辞退」に疑問噴出…「1週間もない」と関係者批判

  4. 4

    2025年ドラマベスト3 「人生の時間」の使い方を問いかけるこの3作

  5. 5

    2025年は邦画の当たり年 主演クラスの俳優が「脇役」に回ることが映画界に活気を与えている

  1. 6

    真木よう子「第2子出産」祝福ムードに水を差す…中島裕翔「熱愛報道」の微妙すぎるタイミング

  2. 7

    M-1新王者「たくろう」がネタにした出身大学が注目度爆上がりのワケ…寛容でユーモラスな学長に著名な卒業生ズラリ

  3. 8

    松任谷由実が矢沢永吉に学んだ“桁違いの金持ち”哲学…「恋人がサンタクロース」発売前年の出来事

  4. 9

    高市政権の積極財政は「無責任な放漫財政」過去最大122兆円予算案も長期金利上昇で国債利払い爆増

  5. 10

    農水省「おこめ券」説明会のトンデモ全容 所管外の問い合わせに官僚疲弊、鈴木農相は逃げの一手