休場の弟子白鵬に媚を売る…宮城野親方の「謝罪と訂正」

公開日: 更新日:

 なんとも情けない親方だ。

 6日、宮城野親方(63=元前頭竹葉山)が異例の「謝罪と訂正」を行った。

 発端は5日、横綱白鵬の休場について、「もしそうなら、次の場所で進退をかけるしかない」と発言。それが6日になり、白鵬の自身初となる3場所連続休場が正式に決まるや、協会を通じ、「白鵬の進退に関わる発言は本意ではなく軽率だった。深く反省し、訂正したい」とコメントしたのだ。

 ここ数年、白鵬は休場が激増。親方として「進退」の2文字を口にするのは当然だ。おおかた白鵬からクレームがついたのだろうが、わざわざ訂正のコメントまで出す必要はない。

「宮城野部屋の力関係を考えれば、あんなもんでしょう。なにせ、白鵬に毎年お年玉をもらって相好を崩している親方ですよ。稼ぎ頭の横綱に頭が上がらず、白鵬も親方のことを協会との連絡係兼運転手くらいにしか思ってませんよ」(ある親方)

 これでは白鵬が増長するのも当然である。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    武田鉄矢「水戸黄門」が7年ぶり2時間SPで復活! 一行が目指すは輪島・金沢

  2. 2

    生田絵梨花は中学校まで文京区の公立で学び、東京音大付属に進学 高3で乃木坂46を一時活動休止の背景

  3. 3

    未成年の少女を複数回自宅に呼び出していたSKY-HIの「年内活動辞退」に疑問噴出…「1週間もない」と関係者批判

  4. 4

    2025年ドラマベスト3 「人生の時間」の使い方を問いかけるこの3作

  5. 5

    2025年は邦画の当たり年 主演クラスの俳優が「脇役」に回ることが映画界に活気を与えている

  1. 6

    真木よう子「第2子出産」祝福ムードに水を差す…中島裕翔「熱愛報道」の微妙すぎるタイミング

  2. 7

    M-1新王者「たくろう」がネタにした出身大学が注目度爆上がりのワケ…寛容でユーモラスな学長に著名な卒業生ズラリ

  3. 8

    松任谷由実が矢沢永吉に学んだ“桁違いの金持ち”哲学…「恋人がサンタクロース」発売前年の出来事

  4. 9

    高市政権の積極財政は「無責任な放漫財政」過去最大122兆円予算案も長期金利上昇で国債利払い爆増

  5. 10

    農水省「おこめ券」説明会のトンデモ全容 所管外の問い合わせに官僚疲弊、鈴木農相は逃げの一手